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ウイルスと地球生命 岩波科学ライブラリー192
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ウイルスと地球生命 岩波科学ライブラリー192

山内一也【著】

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ウイルスと地球生命 岩波科学ライブラリー192

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2012/04/16
JAN 9784000295925

ウイルスと地球生命

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商品レビュー

3.8

17件のお客様レビュー

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2020/06/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ウイルスは、約30億年前から存在しており、1993年に発明された電子顕微鏡による観察で徐々にその実態の解明が進んでいく。ウイルスと聞くと病原体としてのそれを想像してしまうが、宿主を弱らせるものばかりではなく、守っているような働きをするウイルスも存在していることがわかってくる。 ウイルスより形状の大きい細菌は、20世紀の半ばに生物に含まれるようになった。一方ウイルスは、生物なのか無生物なのかは、生物と無生物の定義を明確にしないと微妙な存在なのだという。こうした内容は本書にかかれている本の一部である。 こうした、ウイルスの様々な振る舞いを学べた。岩波科学ライブラリーシリーズには他にもウイルスに関するものもあるようだ。調べてみようと思っている。

Posted by ブクログ

2019/01/12

古代から中世、近世までの細菌発見以前の病気に関する人々の考え、知識。 細菌が発見され、ウイルスの発見以前のこと。 ウイルスが発見され、DNAの解析がなされていく現代のこと。 さらに、新しい研究や話題などが、わかりやすい内容で書かれています。 思いがけないウイルスの働きが解明され...

古代から中世、近世までの細菌発見以前の病気に関する人々の考え、知識。 細菌が発見され、ウイルスの発見以前のこと。 ウイルスが発見され、DNAの解析がなされていく現代のこと。 さらに、新しい研究や話題などが、わかりやすい内容で書かれています。 思いがけないウイルスの働きが解明されて、生命の神秘に驚きです。 人間が利用しているウイルスも多いが、まだわかっていないことも多い。 変化するウイルスの脅威、長期的な影響など 今後の研究にも目が離せない! 5/26 新刊棚で見つけて借りる。6/10 読み始める。6/13 読み終わる。 内容と著者は 内容 : ウイルスのことを病気の原因で危険なものとばかり考えていませんか?  がんと闘うウイルス、細菌を食べるウイルスなど、 生物の行動や生命の進化に大きな影響を与えてきたウイルスの存在意義を明らかにします。 著者 : 1931年生まれ。東京大学名誉教授。日本ウイルス学会名誉会員。ベルギーリエージュ大学名誉博士。 著書に「エマージングウイルスの世紀」「ウイルスと人間」「史上最大の伝染病牛疫」など。

Posted by ブクログ

2018/10/24

ウイルス発見の歴史、ウイルスは生物か否か、動物ウイルスから人ウイルスに進化するまで、などなど、これまでぼんやりとしか知らなかったウイルスについて色々な知識が得られた。また、ヒトの進化や胎児の保護などウイルスの意外な一面も知った。遺伝子治療、食品添加物、生物農薬などウイルスの用途開...

ウイルス発見の歴史、ウイルスは生物か否か、動物ウイルスから人ウイルスに進化するまで、などなど、これまでぼんやりとしか知らなかったウイルスについて色々な知識が得られた。また、ヒトの進化や胎児の保護などウイルスの意外な一面も知った。遺伝子治療、食品添加物、生物農薬などウイルスの用途開発が進む一方で、巨大ウイルスや海のウイルスなどまだまだ未知な部分も多く、今後も面白そうな分野である。それにしてもT2ファージのメカチックな形状。只者ではない。。 序章 あなたはウイルスに守られて生まれてきた 1.ウイルスはどのようにして見いだされたか? 2.ウイルスは生きているか? 3.人のウイルスはどこから来たか? 4.生物界を動きまわるウイルス 5.病原体だけではないウイルスの意外な役割 6.病気を治すウイルスの利用 7.広大なウイルスの世界

Posted by ブクログ

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