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命を守る教育 3.11釜石からの教訓
1,320円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2012/03/01 |
JAN | 9784569803197 |
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命を守る教育
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命を守る教育
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
防災教育というと、過去の震災の恐ろしいところを見せるものだと思ったが、恐怖を与えるものではいけないというのが印象的だった。また、各教科で学んでいく、例えば数学では津波の速度の計算など、というように、徹底してやっているのも良いと思った。
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災害社会工学を専門に研究している著者が中心となって2004年から岩手県釜石市の小中学校で行った津波防災教育について書かれている。 著者の防災教育は防災に対する「姿勢」を教えており,例えば避難三原則「想定にとらわれるな」「最善を尽くせ」「率先避難者たれ」ということ訴えている。実...
災害社会工学を専門に研究している著者が中心となって2004年から岩手県釜石市の小中学校で行った津波防災教育について書かれている。 著者の防災教育は防災に対する「姿勢」を教えており,例えば避難三原則「想定にとらわれるな」「最善を尽くせ」「率先避難者たれ」ということ訴えている。実際東日本大震災の際にこの教え通りに実践した釜石東中学校の生徒たちによって,釜石小中学生の生存率99.8%という高い生存率につながった。 また津波がきたらみんなてんでばらばらに逃げる「津波てんでんこ」に込められた本当の意味についても触れ,家族の信頼感の大切さを述べている。 本書には津波の体験を書いた中学生の作文も掲載されている。 教員を目指している人には防災訓練や,家庭での防災の姿勢を考える際の手助けになるかもしれないので,おすすめします。 (請求記号374.9//K31 資料ID12000426)
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※このレビューにはネタバレを含みます
本書は、東北大震災の被害を受けた岩手県釜石市で、中小学生に防災教育をしてきた筆者が、その教育が3.11で一定の効果を発揮したことを説明し、また、こういった教育がいかに大切かを纏めた本である。 この本を読むと、地震が起きた際、最も危険なのは「この程度の揺れなら大丈夫」「まっさきに逃げるのは格好悪い」といった油断であるということを再認識できる。子供たちはピュアな分、しっかりと教育されれば、油断することなくすぐに避難することができるため、防災教育はとても大事。また、子どもが避難する姿を見ると、大人もつられて避難するという相乗効果もある。 子どものころは、避難訓練なんて面倒と思っていたが、今になってその重要性が良く分かる。
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