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社員を大切にする会社 5万人と歩んだ企業変革のストーリー
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社員を大切にする会社 5万人と歩んだ企業変革のストーリー

ヴィニートナイアー【著】, 穂坂かほり【訳】

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社員を大切にする会社 5万人と歩んだ企業変革のストーリー

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 英治出版
発売年月日 2012/02/25
JAN 9784862761255

社員を大切にする会社

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商品レビュー

4.3

11件のお客様レビュー

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2019/11/27

ITの進化はこれまでソフトウェアとハードウェアにあった境界線を破壊し、ソフトもハードもない一気通関のITソルーションを企業は求めるようになった。 クライアントの近くにいてニーズを知ることができる末端社員を生かし、中間管理職達の管理の枠を飛び越えられる会社になるにはどうしたらいい...

ITの進化はこれまでソフトウェアとハードウェアにあった境界線を破壊し、ソフトもハードもない一気通関のITソルーションを企業は求めるようになった。 クライアントの近くにいてニーズを知ることができる末端社員を生かし、中間管理職達の管理の枠を飛び越えられる会社になるにはどうしたらいいのか?をこの社長は考え抜いて従業員第一主義を生み出した。 世界のどんな経営者も思いつかなかった従業員第一主義。顧客を取り込むために従業員第一主義ですよーと言うと結局顧客第一主義になるが、この人は社内外に向かって従業員第一主義を打ち出した。 忙しくても従業員に会いに世界中を飛び回り、自分の360度調査結果を世界中の社員にイントラで公開し、社員がイントラに書き込んだ質問や要望に回答を書き続けた。 会社業績が右肩上がりになると後任に会社を委ね、自分が作った基金で若者を育てる道を選んだ。 この人にとっては社長という椅子は地位や名誉ではなく、従業員を幸せにし、会社を次世代につないでいく責任を負う役割でしかなかったのだ。 こんな経営者の下で働きたい。

Posted by ブクログ

2017/05/04

インド5大IT企業のうちの1社、HCL TechnologiesにおいてCEOを務めた著者による、企業の飽くなき成長を目的とした組織変革の道程を語った回想記。 著者は、「従業員第一、顧客第二」というスローガンを掲げ、顧客へ価値を創造する最たる主体である従業員が、その能力、可能性を...

インド5大IT企業のうちの1社、HCL TechnologiesにおいてCEOを務めた著者による、企業の飽くなき成長を目的とした組織変革の道程を語った回想記。 著者は、「従業員第一、顧客第二」というスローガンを掲げ、顧客へ価値を創造する最たる主体である従業員が、その能力、可能性を発揮させるために必要な施策を次々と実施した。それは、マネジャー層による従業員へのアカウンタビリティの徹底や、CEO自らと組織内の課題について議論できるソーシャル・ネットワークの構築など、従来の「ピラミッド型」の企業組織形態の成り立ちをひっくり返すものであった。 当初、従業員の中には、変革者、喪失者、傍観者と様々な立場をとる者がいたが、徐々に賛同者が増え、組織全体が変革され、結果的には実績として「従業員の離職率が約50%低下」「4年間で売上が3倍に増加」という、企業・従業員・顧客の三方よしが実現された。 「社員を大切にする」というと、待遇を改善したり、残業時間を減らしたり、など条件面の施策を行うことが連想されやすいかと思われるが、本書を読み終えると、(そういった側面も含むだろうが)社員が最も活躍できる環境を整備することこそが、「社員を大切にする」真の含意なのだろうと理解し、納得もできた。 また本書では、経営側の人間が、組織をどのように変えていったのかを語っているため、マネジメント層、リーダー層向けの著書と捉えられる面もあるかもしれないが、その中身は、バリューゾーンたる従業員が、どのように組織を見つめるか、どのように顧客に価値を提供するか、という部分をも含んでおり、いかなる立場にある読者にとっても示唆に富む内容であると思う。

Posted by ブクログ

2017/05/04

「従業員第一、顧客第二」経営という方針により業績を伸ばしたインド HCLテクノロジー総帥自ら語る経営についての書籍。 良かった点は、①信頼を測る尺度、②アカウンタビリティーを逆転させる施策、③360°評価の実運営方法、の3点である。 ①信頼を図る尺度として、信憑性、信頼性、親密さ...

「従業員第一、顧客第二」経営という方針により業績を伸ばしたインド HCLテクノロジー総帥自ら語る経営についての書籍。 良かった点は、①信頼を測る尺度、②アカウンタビリティーを逆転させる施策、③360°評価の実運営方法、の3点である。 ①信頼を図る尺度として、信憑性、信頼性、親密さ、自己指向性の4つがあると述べている。組織の信頼度を図り改善させる軸を理解できる。 ②アカウンタビリティーを逆転させる施策は、有名なヒエラルキーピラミッドを上下反対にさせる考えであり、それをどのように実現させたのかの道筋が示されている。とてもむずかしいことへのアプローチの一端を理解できた。 ③360°評価の実運営方法では、360°評価の課題を示し、その改善を踏まえた施策が示させ、非常に参考になった。私の実業で取り入れたい。 マーケティングの4Pには、付け加えるべきPがある。 それはPersonであると述べている。 確かに、顧客はProduct/Price/Promotio/Placeに対し評価をしているが、どんなに優れたProductでも人を介するビジネスの場合は、「誰から買うのか」も重要な要素だと改めて気づいた。よい気づき。 実例からくる各種従業員対策の諸点はよい気づきが多く含まれていた。

Posted by ブクログ

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