商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2012/02/24 |
JAN | 9784569802718 |
- 書籍
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復興に命をかける
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復興に命をかける
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商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
震災からの復興方針、その根底にある政治家としての考え方が書かれた本。 指導者としての役割やあり方が書かれているが、それが今の日本の政治家にどれ程備わっているかが甚だ疑問。 眼の前のことに精一杯になりがちな市民に対して、正しく現状を伝え、長期的な視点に立ってbetterな選択肢...
震災からの復興方針、その根底にある政治家としての考え方が書かれた本。 指導者としての役割やあり方が書かれているが、それが今の日本の政治家にどれ程備わっているかが甚だ疑問。 眼の前のことに精一杯になりがちな市民に対して、正しく現状を伝え、長期的な視点に立ってbetterな選択肢を提示する事が政治家の役割なのではないだろうか。 大規模な自然災害からの復興においても、単なる復旧を目指すのではなく、地域が目指すべき姿を提示する事が必要なのではと考えさせられた。
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元自衛官という珍しい経歴の知事。自衛官をやめて、松下政経塾に入塾後、宮城県議会議員を経て宮城県知事となった。東日本大震災で被害の大きかった宮城県の知事として、復興への取り組みの数々を紹介している。 心に残ったのは、復興とは全く関係ないのだが、防衛大の校長が指揮官としてのあるべき姿...
元自衛官という珍しい経歴の知事。自衛官をやめて、松下政経塾に入塾後、宮城県議会議員を経て宮城県知事となった。東日本大震災で被害の大きかった宮城県の知事として、復興への取り組みの数々を紹介している。 心に残ったのは、復興とは全く関係ないのだが、防衛大の校長が指揮官としてのあるべき姿を話した以下の箇所。 「ある日の全校朝礼の際、土田先生は全学生の前で、…次のようにお話になりました。 『君たちは将来自衛隊の幹部として、部下の死に直面するような事態に遭遇するかもしれない。そういった時には決して自分を見失って、取り乱してはいけない。私がかつて警視庁の警務部長時代に、家に送られてきた爆弾によって大切な女房を失い、息子が重傷を負った事件のことはご存じだと思う。部長席に座って仕事をしている時に部下がそのことを私に報告に来た。私はあまりのショックに足が震えた。しかし、ここで我を失うと部下が動揺すると考え、まず、『お尻の穴をきゅっと締め』、『へその下に力を込め』、『大きく深呼吸して』、すっと立ち上がり、平静を装って指示を出した。…』」 この土田先生の話自体もさることながら、この講話が東日本大震災に対応を迫られた知事に活かされていることに感銘を受けた。
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宮城県知事の村井氏の東日本大震災後の復旧・復興の取組み。震災から1年以上を経た現状認識と痛感する日本の国づくり、運営の不備。二度と同じ過ちを繰り返さないための将来に向けた意識改革と制度改革の重要性が浮き彫りになった。
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