商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2012/02/24 |
JAN | 9784104469055 |
- 書籍
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途方もなく霧は流れる
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途方もなく霧は流れる
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商品レビュー
3.8
51件のお客様レビュー
人生はどこでどう転ぶか分からないと感じた。岳夫が再就職先を譲った相手は自殺し、岳夫自身は軽井沢でそれなりに楽しい暮らしをしている。リストラは不本意だったと思うが結果的には父の失踪後のことも分かり良かったと思う。ゆり子と岡野がその後、和解できることを祈る。
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50歳を目前としてリストラ、離婚、からの軽井沢というこれまでの生活とは一変して暮らしが変わる。 生きて折返し地点に立つおじさんがこれまでを思いながら、途中出てくる出てくる人物達との出会いを重ねて成長していくそんな話だった。 個人的にはこれまで同期として切磋琢磨してた宮元さんが亡くなるというのは、衝撃だった。 人は生まれた時から死ぬ運命にあるけれど、本当にどう転がり落ちていくのか人生は分からないもんなんだなあて。 琴の葉のように川が澄み流れていく心地よさを感じながら読み進めさせてもらいました。 後、軽井沢とか浅間山いってみたくなるね。
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唯川恵先生の小説は、「啼かない鳥は空に溺れる」「テティスの逆襲」が特に好きです。先生の作品は、身構えることなく本を読みたいときに手に取ります。こちらもそんな小説。 会社をリストラされた中年男性が軽井沢に越してきてさまざまな人と出会う物語です。たまたま通うことになった居酒屋のおかみさんが実は異母兄弟だったり、大金持ちの奥様に誘われて関係を持ったり、その奥様の旦那が元から知っていて鼻持ちならないと思っていた人物だったり、詰め込みすぎて ありそうで絶対なさそうな物語 になってしまってるのが惜しいような。 主人公の名前が「岳父」なのもなんだか少しややこしいと思いました。(岳父:妻の父、舅という意味を持つ言葉でもある)そして珍しく男性目線のお話ですが、これは男性が読んだらどうなのでしょうか?気になります。
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