商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2012/02/08 |
JAN | 9784480066466 |
- 書籍
- 新書
分析哲学講義
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分析哲学講義
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商品レビュー
3.6
22件のお客様レビュー
分析哲学の基礎が考え方から上手くまとめて進んでいく作風は著者の高い力量を感じます。但し最後の時間についての今があるのかの議論は不毛な印象を受けました。物理学のエントロピーもでてきて物理学ではもう少し深いです。分析哲学で扱う範囲を中心に詳しく展開してもらいたかったです。発展的になら...
分析哲学の基礎が考え方から上手くまとめて進んでいく作風は著者の高い力量を感じます。但し最後の時間についての今があるのかの議論は不毛な印象を受けました。物理学のエントロピーもでてきて物理学ではもう少し深いです。分析哲学で扱う範囲を中心に詳しく展開してもらいたかったです。発展的にならないと一般の読者はついていけないです。
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山口大学の准教授である著者による「分析哲学の専門書。 講義の形式をとっており、順番に話が進んでいくためついていきやすい。しかし、そもそものテーマが哲学で抽象度が高いため非常に難解。目が滑る箇所が多かった。 理解できた内容は半分程度だったが、それでも面白い本だと思う。 分析哲学...
山口大学の准教授である著者による「分析哲学の専門書。 講義の形式をとっており、順番に話が進んでいくためついていきやすい。しかし、そもそものテーマが哲学で抽象度が高いため非常に難解。目が滑る箇所が多かった。 理解できた内容は半分程度だったが、それでも面白い本だと思う。 分析哲学とは、言語の働きの解明を通じてさまざまな問題に答えるものである。 私たちは、何を論じるにも観察するにも、言語に依存している。分析哲学はこの言語を徹底的に掘り下げる。その意味であらゆる哲学やあらゆる思考と、科学や倫理や芸術と、連続的なものである。 分析哲学は開かれた学問であり、本書が取り扱うテーマだけでも、「言語の構造の分析」「言語の使用に関する分析」「形而上学的「心の哲学」「哲学的時間論」と非常に広範。 分析哲学はすなわち「考えること」そのものに関わる活動なのだ。 個人的には、新しい範囲の専門知識でありながら、それが色々な考え方や概念と根底で繋がっているという感想を受けた。 難解ではあるが、トライする価値はある本だと思う。
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