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「第5の戦場」サイバー戦の脅威 祥伝社新書266
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2012/02/02 |
JAN | 9784396112660 |
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「第5の戦場」サイバー戦の脅威
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「第5の戦場」サイバー戦の脅威
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商品レビュー
3.7
24件のお客様レビュー
LACに勤めるサイバーの専門家で、自衛隊OB。個々の項目は、記述が発散気味で学術的とはいえないが、よく調べられており内容は濃い。サイバーに関する多くのことが網羅されており、新たに知ったことが多かった。印象的な記述を記す。 「サイバー戦では攻撃者が絶対的に有利であり、ターゲットに...
LACに勤めるサイバーの専門家で、自衛隊OB。個々の項目は、記述が発散気味で学術的とはいえないが、よく調べられており内容は濃い。サイバーに関する多くのことが網羅されており、新たに知ったことが多かった。印象的な記述を記す。 「サイバー戦では攻撃者が絶対的に有利であり、ターゲットにされた側は常に反撃が困難な戦いを強いられる」p102 「いつか日本がどこかの国と衝突し、戦争が始まれば、その国の愛国青年たちが「愛国無罪」などと言って一斉に日本の中枢インフラなどにサイバー攻撃を仕掛けてくるかもしれない。いや、きっとそうなるだろう」p108 「「もしやったら、タダではおかないぞ」と米国が拳を振り上げるほどに、おそらく水面下では熾烈なサイバー戦争がすでに戦われており、それが世界最強のサイバー戦能力を誇る米国をもってしても、もはや御しがたいほどに深刻になりつつあるということなのだろう」p188 「世界の軍隊を規律する法規は、国際法でやってはいけないとされていること以外は何をやってもかまわない、いわゆる原則無制限の「ネガリスト」方式とよばれるものである。これに対して日本の自衛隊は、すべての行動に法的な根拠が必要で、法に定められていることしかできない。命令にないことはご法度の、いわゆる原則制限の「ポジリスト方式」である」p211
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5年前の著者ではありますが、サイバー戦の事実を知るための教科書的な書籍です。ご本人のセミナーは分かりやすかったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2012年刊行。著者は元陸上自衛隊所属隊員。 タイトルどおりの書で、スマホの危険性や個人ユーザーのパソコンがサイバー攻撃の隠れ蓑となる危険性など、それほど新奇な叙述はない。 ただし、2000年代後半からの各国でのサイバー戦争(エストニアに関する本書の叙述が印象的)の具体的様相と、自国に居ながら標的国を攻撃する民間人≒サイバー・パルチザンの箇所とは、個人的には読んで損はなかったかな。 陸自は組織改変し、サイバーテロ対策に相当人員と彼らへの教育資源を投入すべきとの意を強くしたところであるし、著者は自衛隊員だったので、本書もまた当然、自衛隊を軸に物事の処理方針を検討しようとしている。 ただし、それ自体が縦割り行政の最たるものともいえる。そもそも、自衛隊ではなく警察の所轄という選択肢も念頭に置くべきかもしれない。 なお、叙述に深みはないので、あっという間に読める。
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