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ロスト・シティ・レディオ 新潮クレスト・ブックス
2,310円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2012/01/30 |
JAN | 9784105900939 |
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ロスト・シティ・レディオ
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ロスト・シティ・レディオ
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商品レビュー
3.3
19件のお客様レビュー
中南米のどこかと思われる架空の国の物語。 内戦によって大勢が亡くなったり行方不明になったりした後、 身内を探す人のリクエストで 捜索対象者の名が読み上げられる「ロスト・シティ・レディオ」が 人気を博し、高い聴取率を誇っている。 だが、その番組のパーソナリティで 美声が持て囃される...
中南米のどこかと思われる架空の国の物語。 内戦によって大勢が亡くなったり行方不明になったりした後、 身内を探す人のリクエストで 捜索対象者の名が読み上げられる「ロスト・シティ・レディオ」が 人気を博し、高い聴取率を誇っている。 だが、その番組のパーソナリティで 美声が持て囃される女性ノーマも 帰らぬ夫を待ち続けていた……。 現在進行形の事象と、 主要キャラクターの回想が縒り合されるような グネグネした叙述が、 名前と記憶を巡る奇妙な世界を織り上げている。 生と死が隣合わせの状況で、裏切りや気紛れが生じ、 それが誰かを傷つけるのだが、 危ない橋を渡って相応の報いを受ける男に振り回される 女や子供は堪ったものではない。 もちろん、戦争さえなければ、 そんな悲劇は起きなかったのだけれども。 何となく場の空気に流されたまま帰らなくなった夫を待ち続け、 裏切られたことを知って尚、 愛情を持て余すヒロインが憐れだが、 彼女もまた苦痛に酔い痴れているかに見えて、 読んでいて醒めた気分になってしまった。
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いわゆる中南米の内戦もの。 内戦が終結して10年後の架空の国。 国民的ラジオパーソナリティの妻と、反政府ゲリラ(?)の夫。 個人的な事柄である愛が、社会的な活動によって阻まれざるをえないという、 とっても悲しい(恋愛)小説。 内戦はすべての国民の幸せを奪う。
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古本で見かけて話題になってたの思い出して読んでみた。 話が現在と過去を行ったり来たりするのが慣れるまではけっこうキツい。2度読みして納得するところちょこちょこあり。あと、南米のジャングルだからといっていつも不思議なことが起こるわけではないし、湿度高い描写が続くわけやない。南米の作...
古本で見かけて話題になってたの思い出して読んでみた。 話が現在と過去を行ったり来たりするのが慣れるまではけっこうキツい。2度読みして納得するところちょこちょこあり。あと、南米のジャングルだからといっていつも不思議なことが起こるわけではないし、湿度高い描写が続くわけやない。南米の作家誰もがマルケスやリョサ、ボルヘスではない。とはいえ、文体と内容があってるかというともったいない気はするんやけどまぁ好みの問題。それはそれとして、ハマったら読ませるものはあるよね。
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