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犬の心臓 KAWADEルネサンス
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犬の心臓 KAWADEルネサンス

ミハイル・A.ブルガーコフ【著】, 水野忠夫【訳】

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犬の心臓 KAWADEルネサンス

2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2012/01/25
JAN 9784309205878

犬の心臓

¥2,420

商品レビュー

3.8

8件のお客様レビュー

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2021/07/11

犬が人間になる。それも人間が下品と思う部分を多分に持ち合わせている人格に。この手の小説は苦手だけれど、物語として面白い。最後の締めくくりも予想外で最後までハラハラした。

Posted by ブクログ

2019/02/24

ロシア革命、ボリシェビキ政権を痛烈に批判したとのこと。旧体制下のブルジョアを排除し、新しい人間として生きることを推奨。物語は犬に死んだ人間の脳下垂体を移植する。そもそも生き延びるかわからない手術であった。次第に犬は喋り出すが、元来の人間の粗野な部分が反映される。犬の肉体を持つから...

ロシア革命、ボリシェビキ政権を痛烈に批判したとのこと。旧体制下のブルジョアを排除し、新しい人間として生きることを推奨。物語は犬に死んだ人間の脳下垂体を移植する。そもそも生き延びるかわからない手術であった。次第に犬は喋り出すが、元来の人間の粗野な部分が反映される。犬の肉体を持つから粗野ではなく、人間の持つ思考が粗野だったという。著者はわざわざ皆の前で朗読したらしく、原稿は没収。犬は犬に戻されたが、それが作者の願いなのだろう。

Posted by ブクログ

2019/02/19

大怪我をした野良犬が道端に転がっている。このまま何も食べられず死んでいくのか…と絶望していた犬の目の前に、一人の救世主が現れる。 その男は医学の教授で、彼に引き取られた犬は怪我の手当をしてもらい、食事を与えられ、「なんて幸せな犬なんだろう」と思い始める。しかし…。 酔っ払いの人...

大怪我をした野良犬が道端に転がっている。このまま何も食べられず死んでいくのか…と絶望していた犬の目の前に、一人の救世主が現れる。 その男は医学の教授で、彼に引き取られた犬は怪我の手当をしてもらい、食事を与えられ、「なんて幸せな犬なんだろう」と思い始める。しかし…。 酔っ払いの人間の脳下垂体と精巣を移植された犬は、その後不思議な変化を遂げる。 お話自体は面白そうなのに、読んでいてちっとも面白くないのはなぜ? ロシア文学って、ユーモアがあるんだか、ないんだか???

Posted by ブクログ

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