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ザ・ベストテン 新潮文庫
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ザ・ベストテン 新潮文庫

山田修爾【著】

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ザ・ベストテン 新潮文庫

649

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2011/12/26
JAN 9784101363417

ザ・ベストテン

¥649

商品レビュー

3.8

13件のお客様レビュー

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2020/05/04

ザ・ベストテンのある木曜21:00が私の1週間の始まりでした・・というくらいベストテンを愛していました。 この番組が【視聴者/歌手/司会】と【番組担当/制作担当/決済許可を出す経営層】の両輪の絶妙な動きのおかげで面白かったことが、この本を読んでよくわかりました。 それが黒柳徹...

ザ・ベストテンのある木曜21:00が私の1週間の始まりでした・・というくらいベストテンを愛していました。 この番組が【視聴者/歌手/司会】と【番組担当/制作担当/決済許可を出す経営層】の両輪の絶妙な動きのおかげで面白かったことが、この本を読んでよくわかりました。 それが黒柳徹子さん久米宏さん、著者の山田さんの絶対譲れないとある思いが面白さの根底を支えていたのですね。 生放送、地方生ロケ、オーケストラ生演奏、アドリブ祭り、曲ごとの美術準備。2週間スパンでのスケジュール調整を毎週重複。 奇跡の番組だったのですね。。 ベストテンは、時代を先読みした番組でした。そんな先読み出来る方々が、今後の娯楽の形態も先読みし、番組を終える決断を下したエピソードがとても心に残りました。 先日『マツコの知らない世界』で昭和歌謡、ベストテンのことが取り上げられていました。 そこでマツコさんが放った言葉『今のアイドルはつまんない。昭和のアイドルはみんなピン。今の時代と「覚悟」が違うの!(←原文のままではありません)』と仰っていたことを思い出しました。 以降、最近の私の頭の中で「覚悟」という言葉がリフレインしています。 ベストテン、娯楽をありがとうございました。 ベストテンで放送された曲に、私は今も支えられています。

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2018/03/03

「ザ・ベストテン」誕生から最後までを制作陣として伴走した著者の思い出話。思いを込めて伝説の歌番組をつくっていたことはわからないでもないけど、テレビマンにありがちいうか、80年代くらいにありがちというか、何か浅薄な感じがしてしまう。 たとえば演出とか出演交渉とかいろいろ理屈をつけて...

「ザ・ベストテン」誕生から最後までを制作陣として伴走した著者の思い出話。思いを込めて伝説の歌番組をつくっていたことはわからないでもないけど、テレビマンにありがちいうか、80年代くらいにありがちというか、何か浅薄な感じがしてしまう。 たとえば演出とか出演交渉とかいろいろ理屈をつけて正当性や意味あることなのだと主張して実現に漕ぎつけたエピソードのいくつかが披露されているが、今となってはすべて「別にそこまでしなくていいじゃん」って感じ。でも逆にいえば、それでもやっちゃう元気や余裕があったのがあの頃ってやつなのかもね。 「ザ・ベストテン」はもともと、都合のいいキャスティングでニューミュージックなど本当に支持されている歌を聞かせる番組がないというところから、客観的なランキングを軸にした番組をつくったのだと。そういう意味では旧習を破る革新的な番組だったわけだけど、それがやがて旧時代の番組になっていくんだよね。自分が大人の階段をちょっと上った気分で見始めた頃は、すでにそういう雰囲気があった。大衆は移り気なものよのう。 世の中は栄枯盛衰、こんなことの繰り返し。……いや、もう「ザ・ベストテン」のようなお祭り騒ぎ的な歌番組は繰り返されることがないのかもしれない。下り調子の日本にそんな余裕はないような気もする。「別にそこまでしなくていいじゃん」なことを、でもやっちゃうとなるだけのいろんな意味での元気がないもんね。

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2017/11/16

2カ月ほど前の金スマに触発されて読破した。私の邦楽ベースは、もろこの番組でしたね。改めて本に登場する歌手のベスト盤を結構持ってることが判明(笑)  でも何人も取りこぼしがいるなあ、ツイストとか斉藤由貴とかピンクレディとか、まあそれはもろもろいっぱい。  あと、沢田研二の「恋のバッ...

2カ月ほど前の金スマに触発されて読破した。私の邦楽ベースは、もろこの番組でしたね。改めて本に登場する歌手のベスト盤を結構持ってることが判明(笑)  でも何人も取りこぼしがいるなあ、ツイストとか斉藤由貴とかピンクレディとか、まあそれはもろもろいっぱい。  あと、沢田研二の「恋のバッドチューニング」でカラーコンタクトの目の色が次々と変わる演出、そして、ピンクレディの「透明人間」で消えちゃう演出、どっちもクロマキーだったんですね。  当時はネットもなかったから「昨日のベストテンで消えたの見た!?なんで???」と小学生の自分や周りの友達が翌日話題にしまくったことを思い出した

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