商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2011/12/26 |
| JAN | 9784101369617 |
- 書籍
- 文庫
煉獄の使徒(上)
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煉獄の使徒(上)
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
カリスマ教祖"十文字源皇率いる、〈真言(マントラ)の法〉。弁護士・幸田は侍従長の高位にあり、外界との交渉を担っている。組織に罪を背負わされ失脚した児玉警部補は、この新興教団に目をつけた。ここは金のなる木だ、と。両者の間に奇怪な盟約が結ばれる。教祖が敵対する弁護士の殺害を...
カリスマ教祖"十文字源皇率いる、〈真言(マントラ)の法〉。弁護士・幸田は侍従長の高位にあり、外界との交渉を担っている。組織に罪を背負わされ失脚した児玉警部補は、この新興教団に目をつけた。ここは金のなる木だ、と。両者の間に奇怪な盟約が結ばれる。教祖が敵対する弁護士の殺害を命じたとき、黙示録の扉は静かに開かれた――。欲望と狂気に憑かれた男たちを描き切る、群像サスペンス。 この作品は長編すぎて、とてもレビューできそうもないので、まずは書籍の紹介をお借りします。 紹介文にあるように、本作は明らかにオウム真理教を思わせる設定で進む。もとはヨガ教室にすぎなかった新興宗教が、どのようにして信者を集め、いかに巨大な組織へと膨張していったのか。その過程を、著者は異様な細密さで描きこんでいく。 彼が見ているのは、教団内部の狂気だけではない。その狂乱に寄生し、利用しようとする“外側”の人間たちの欲望も、である。むしろ、教団よりも外側の人間の方が、より露骨に欲望を剥き出しにしている。 そして、この“外側の狂乱”さえも飲み込みながら進んでいく教団は、組織としての方向を次第に失っていく。複数の立場、複数の視点を切り替えながら、その不可逆の傾斜を上巻は丁寧に積み重ねていく。 さてと 下巻へ
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クソ面白い。800ページもあるのに一気に読んだ。オウムをモデルにしてるわけだけど群像劇としてしっかり読ませてくれる。特に児玉がクソ野郎で良い。
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只今、下巻も読みすすめている真っ最中、上下巻で1600ページとはいい加減にしてほしい(読む先は絶望しかない)このクソの様な展開が現実なんだから恐ろしい、政治家、警察と教団の癒着があったとしたら世も末だ。TVを賑わす暴言・暴力の豊田真由子議員しかり、映画『日本で一番悪い奴ら』を観...
只今、下巻も読みすすめている真っ最中、上下巻で1600ページとはいい加減にしてほしい(読む先は絶望しかない)このクソの様な展開が現実なんだから恐ろしい、政治家、警察と教団の癒着があったとしたら世も末だ。TVを賑わす暴言・暴力の豊田真由子議員しかり、映画『日本で一番悪い奴ら』を観ても亡国の危機であることは間違いない。詳細レビューは下巻にて
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