煉獄の使徒(上) の商品レビュー
カリスマ教祖"十文字源皇率いる、〈真言(マントラ)の法〉。弁護士・幸田は侍従長の高位にあり、外界との交渉を担っている。組織に罪を背負わされ失脚した児玉警部補は、この新興教団に目をつけた。ここは金のなる木だ、と。両者の間に奇怪な盟約が結ばれる。教祖が敵対する弁護士の殺害を...
カリスマ教祖"十文字源皇率いる、〈真言(マントラ)の法〉。弁護士・幸田は侍従長の高位にあり、外界との交渉を担っている。組織に罪を背負わされ失脚した児玉警部補は、この新興教団に目をつけた。ここは金のなる木だ、と。両者の間に奇怪な盟約が結ばれる。教祖が敵対する弁護士の殺害を命じたとき、黙示録の扉は静かに開かれた――。欲望と狂気に憑かれた男たちを描き切る、群像サスペンス。 この作品は長編すぎて、とてもレビューできそうもないので、まずは書籍の紹介をお借りします。 紹介文にあるように、本作は明らかにオウム真理教を思わせる設定で進む。もとはヨガ教室にすぎなかった新興宗教が、どのようにして信者を集め、いかに巨大な組織へと膨張していったのか。その過程を、著者は異様な細密さで描きこんでいく。 彼が見ているのは、教団内部の狂気だけではない。その狂乱に寄生し、利用しようとする“外側”の人間たちの欲望も、である。むしろ、教団よりも外側の人間の方が、より露骨に欲望を剥き出しにしている。 そして、この“外側の狂乱”さえも飲み込みながら進んでいく教団は、組織としての方向を次第に失っていく。複数の立場、複数の視点を切り替えながら、その不可逆の傾斜を上巻は丁寧に積み重ねていく。 さてと 下巻へ
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クソ面白い。800ページもあるのに一気に読んだ。オウムをモデルにしてるわけだけど群像劇としてしっかり読ませてくれる。特に児玉がクソ野郎で良い。
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只今、下巻も読みすすめている真っ最中、上下巻で1600ページとはいい加減にしてほしい(読む先は絶望しかない)このクソの様な展開が現実なんだから恐ろしい、政治家、警察と教団の癒着があったとしたら世も末だ。TVを賑わす暴言・暴力の豊田真由子議員しかり、映画『日本で一番悪い奴ら』を観...
只今、下巻も読みすすめている真っ最中、上下巻で1600ページとはいい加減にしてほしい(読む先は絶望しかない)このクソの様な展開が現実なんだから恐ろしい、政治家、警察と教団の癒着があったとしたら世も末だ。TVを賑わす暴言・暴力の豊田真由子議員しかり、映画『日本で一番悪い奴ら』を観ても亡国の危機であることは間違いない。詳細レビューは下巻にて
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馳ノワールはもう読まないと決めていたのだが(だって誰も幸せにならないんだもん)、オウムに興味ありの私に勧めてくれる人があり読んでみた。
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だれもが楽に生きたい 世界が狭く、目標を押し付けられるきとがいかに楽か そして、どんな世界、社会においても、自分が身につけた技術能力は役に立つ
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やれやれ。 オウム真理教をベースにしたノンフィクション小説、だが、これはノンフィクションと言えるのだろうか?所々詳細を意図的に改変し(小さいところでは選挙での得票数なども)、ラストでは大きな暴走を見せる。 ノンフィクションであるならば、例えば坂本弁護士一家殺人事件を恣に書くことは...
やれやれ。 オウム真理教をベースにしたノンフィクション小説、だが、これはノンフィクションと言えるのだろうか?所々詳細を意図的に改変し(小さいところでは選挙での得票数なども)、ラストでは大きな暴走を見せる。 ノンフィクションであるならば、例えば坂本弁護士一家殺人事件を恣に書くことは許されるのだろうか。読んでいて、死者を冒瀆しているような、不快感を少なからず持った。そして、ノンフィクションであるならば最後の暴走はなんなんだろう。事実からかけ離れる、これは作者の創造力というよりもむしろその欠如ではないか。警察庁長官を撃つ、というのも非常に安易だ(そして順序が変わっている)。 この作品のレビューしている人たちの中には高く評価している人たちもいたりして、勿論それはそれで構わないが、「主人公たちも実際にいた人たちなんじゃあないか」とまで書いちゃっている人もいて、そういう読む能力の低い人たちもいることを考慮して(ノンフィクションを本気にしてしまう人もいちゃう現実を)欲しい。 これはノンフィクションというよりも二次創作。 気になったところでは上巻p791「これが村西とか新津だったか?」が誤植。
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オウム真理教の一連の事件にインスパイアを受けた小説。 ちょっと古いがキャッチーすぎる。 また、話が無駄に下品で暴力的な感じではなく、墜ちていく人の葛藤と、加速する堕落感がたまらなく面白いです。
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「小説で学ぶオウム真理教」みたいな感じ。 読んでると非常に憂鬱な気持ちになる。 カイジっぽい体言止めがどうも合わない気がしたけど、ごく一部の描写のみで終わってくれたのでよかった。(それはそれで統一感としてどうなのかと思うけど)
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1600頁という分量の割には、読みやすかったと思う。 馳星周は10年ぶり位に読んだのだか、依然と全然変わっておらず、単に作品の舞台と出演者が変わっただけ。つくづくこの作家は、表現ではなくシチュエーションの作家だと思う。
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