商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2011/12/09 |
JAN | 9784480094247 |
- 書籍
- 文庫
命題コレクション 社会学
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命題コレクション 社会学
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
◆「社会学の文章を書いたり、考え方を身につけたりするには・・・便利」:出口剛司『大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる』角川文庫(2022)巻末「読書案内」より
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学生時代に大学の生協で何気なく見つけた本だ。かなりのロングセラーとなってたのは知っていたが、まさか文庫化されるとは思わなかった。それだけ高い評価を得たということだろう。 概説書というものは総じて無味乾燥なもので、一通りその学問分野を学習し終えた者が、復習したり全体の見通しをつけ...
学生時代に大学の生協で何気なく見つけた本だ。かなりのロングセラーとなってたのは知っていたが、まさか文庫化されるとは思わなかった。それだけ高い評価を得たということだろう。 概説書というものは総じて無味乾燥なもので、一通りその学問分野を学習し終えた者が、復習したり全体の見通しをつけたりするにはよいが、初学者にとって適切なものは案外少ない。◯◯学とは何か、から始まって、基礎概念と学説史の退屈な解説が延々と続き、試験対策としてやむなく読むのでない限り中途で投げ出してしまうのがオチだ。 本書は社会学の歴史の中で受け継がれてきた著名な命題から、できるだけ面白いもの、例えば「預言は自己成就する」(マートン)、「あらゆる組織は寡頭制に向かう」(ミヘルズ)等を選び出し、数ページのコンパクトな解説を付していくという従来の入門書にない斬新なスタイルをとる。興味を持った命題から順不同で読み進められるし、何より厄介な予備知識が不要で、初学者が具体的なイメージを持ちやすいという利点が大きい。それでいて、さりげなく学説史的な位置づけを盛り込んだ秀逸な解説が揃っており、決してレベルは低くない。よく練られた編集方針がうかがえ、院試対策に最適というのももっともだ。本書のヒットを受けて哲学と経済学でも同じ企画が続いたくらいで、まさに企画の勝利と言える名著である。より広範な読者層を得て長く読み継がれることを期待したい。
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様々な概念がコンパクトにまとまっていて便利。 私はラベリング理論やマイノリティについて当時から興味があったので、その辺りが一番面白く感じました。
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