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卵をめぐる祖父の戦争 ハヤカワ文庫NV
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2011/12/09 |
| JAN | 9784150412487 |
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卵をめぐる祖父の戦争
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卵をめぐる祖父の戦争
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商品レビュー
4.4
90件のお客様レビュー
面白かった。 コーリャのキャラクターが特に好きだった。 戦時中の過酷な中でコーリャのユーモアのあるところも良かった。 「疲れすぎていた。悲しむのにも、怒るにも、逆らうにも。ひたすら暖まりたかった。」 戦時中の悲惨さがあったが、読み進める事が出来た。 ちょっとした選択ミスも命に直結...
面白かった。 コーリャのキャラクターが特に好きだった。 戦時中の過酷な中でコーリャのユーモアのあるところも良かった。 「疲れすぎていた。悲しむのにも、怒るにも、逆らうにも。ひたすら暖まりたかった。」 戦時中の悲惨さがあったが、読み進める事が出来た。 ちょっとした選択ミスも命に直結してしまう中で、物語に入る事が出来た。
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ナチスドイツ軍のレニングラード包囲戦中にソ連で脱走兵として捕まり、国民全体が飢餓の最中、軍の大佐の娘の結婚式用の卵1ダースの調達を命じられる少年二人の話。 下ネタばかり言う憎めない美少年コーリャとチェスは得意で自信がない少年レフのロードノベルです。 卵を探し歩く中での戦争の地...
ナチスドイツ軍のレニングラード包囲戦中にソ連で脱走兵として捕まり、国民全体が飢餓の最中、軍の大佐の娘の結婚式用の卵1ダースの調達を命じられる少年二人の話。 下ネタばかり言う憎めない美少年コーリャとチェスは得意で自信がない少年レフのロードノベルです。 卵を探し歩く中での戦争の地獄が強烈です。なかなかキツいです。 でも人物の魅力でぐいぐい読まされました。二人が喋ってばかりいて、辛い状況なのに不思議と前向きになれます。
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昔読んだときにはfeelしない気がして途中で挫折してしまっていたデイヴィッド・ベニオフの長編小説を改めて読み直した。きっかけはあるPodcastの影響。わたしは読書に関してもかなり影響を受けやすいのだけれど、そんな自分のことも、影響からはじまる読書のチャンスも、わりと愛おしく思っ...
昔読んだときにはfeelしない気がして途中で挫折してしまっていたデイヴィッド・ベニオフの長編小説を改めて読み直した。きっかけはあるPodcastの影響。わたしは読書に関してもかなり影響を受けやすいのだけれど、そんな自分のことも、影響からはじまる読書のチャンスも、わりと愛おしく思っている。 さて。これは祖父が孫に語る戦時中の特別だった7日間の物語。卵はひとつのきっかけで、それよりも残酷で凄惨で愚かな戦争のなかにも、あるいはだからこそ(であれ戦争は絶対に肯定しないけれど)あった青春の、友情と恋をめぐる物語。 祖父が孫に語る、ということは若き日の彼はこの戦争に生き残るということでもあって、つまりは傷付き苦しみ疲弊しながらもある種のハッピーエンド(解決と言ってもいい)に向かうことが“わかっている”物語。それでも読み進めていけば、そのなかには幾つものドラマがあって、冷めることなくのめり込んで、悲しんだり憤ったり喜びを感じたり、ときにニヤつきながらあらゆる角度から感動していた。ああ、物語を読むというのはこういうことでもあったのだった、と改めて思ったりもして。寄り添うように読んでいけば、しっかりとfeelしてくれる素晴らしい小説だった、と今回は納得できた。 それとこれは、もうひとつの書かれることのなかった小説にまつわる物語でもあって。『中庭の猟犬』というタイトルのその小説は、もし読むことができたならきっと大好きになっていたような気もしている。引きこもりの男と犬にまつわる物語。ああ、そうだデイヴィッド・ベニオフはあのピットブルブルを救うことからはじまる傑作、『25時』を書いた作家だものな、と少し本編から離れたところでも納得していたのだった。
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