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須賀敦子を読む 新潮文庫
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須賀敦子を読む 新潮文庫

湯川豊【著】

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須賀敦子を読む 新潮文庫

506

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2011/11/29
JAN 9784101367569

須賀敦子を読む

¥506

商品レビュー

4

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2026/02/18
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※このレビューにはネタバレを含みます

これもようやく。須賀敦子全集1を読んでる時から手元に置いてたけど、なかなか詠み終わらなかった。まぁあれでコルシア書店までを読めたので、詠み終わらないと手がつけられないというのはあった。ちなみに私はこの他に唯一『トリエステの坂道』のみを読んでる。この中で取り上げられる作品の半分強くらいはこの3つなので、良かった。いわば書評本なんだけど、詠み終えることが目標で、ちょっと雑な読み方になってしまったのは、少しもったいなかった気もする。 『コルシア書店…』の編集者でもあった筆者が、カルチャー教室で同名の講座を持ち、その時の内容を元に書かれてる本。 元のテキストは手元にないので、どれも思い出すしかなかったのだけど、独特の印象というのが残ってて、これが須賀敦子さんの文章の力であり魅力(魔力)なのかもしれない。 最後の章は、未完に終わった作品の考察。エッセイから創作(フィクション)へ向かおうとした軌跡を辿る。結局、亡くなられてしまい、結論に至ることはできないのだけど。

Posted by ブクログ

2012/01/06

かつての担当編集者による作品の解説。とても丁寧な読み込み方で、エッセイストとして世に出た須賀さんが、小説寄りになっていく過程がわかります。 もういない人について語られた言葉はさみしくて、何度か涙ぐみつつ読了。

Posted by ブクログ

2012/01/05

元編集者だけに基本的にはテキストを頼りに、代表作5編をていねいに読みこむことで、その文業の意味を明らかにしてゆく。 スタートこそ遅かったが須賀がずっと書くことを希求し続けてきたこと、読む人に強い印象を残す回想風エッセイを発表しつつ、少しずつ小説を目指して文体が進化していたことを示...

元編集者だけに基本的にはテキストを頼りに、代表作5編をていねいに読みこむことで、その文業の意味を明らかにしてゆく。 スタートこそ遅かったが須賀がずっと書くことを希求し続けてきたこと、読む人に強い印象を残す回想風エッセイを発表しつつ、少しずつ小説を目指して文体が進化していたことを示し、遺稿を読み解きつつ「信仰と文学をどのように自分の中におさめ表現してゆくか」という須賀敦子が最後にいきついたところまで道案内してくれる。 これはやはり、ひと通り須賀作品を堪能したあとの、より深く再読を重ねていくための手がかりとなる一冊。

Posted by ブクログ