商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/11/10 |
JAN | 9784167812010 |
- 書籍
- 文庫
スリーピング・ドール(上)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
スリーピング・ドール(上)
¥814
在庫なし
商品レビュー
3.9
21件のお客様レビュー
ちょっと残念
キネシクスのプロフェッショナル、キャサリン・ダンスのキネシクスが楽しめる一品です。
元々は「ウォッチ・メイカー」で初めて出会ったのですが、こんな学問があることを知って、ものすごく興味が湧きました。
キネシクスを使ったやりとりを読み進めるたびに「すごい…...
キネシクスのプロフェッショナル、キャサリン・ダンスのキネシクスが楽しめる一品です。
元々は「ウォッチ・メイカー」で初めて出会ったのですが、こんな学問があることを知って、ものすごく興味が湧きました。
キネシクスを使ったやりとりを読み進めるたびに「すごい…」の一言。まるで詰将棋のように、誘導されていく自分の嫌な汗が止まりません(笑)
ただキネシクス以外の部分は、やはり残念なことに普通の捜査がダラダラ続くのでちょっとだるい感じです。
最後は凶悪犯人とダンスの手に汗握る心理戦!……を期待したのですが、期待はずれでした。どんでん返しはあるのですが、著者にしては普通の?終わり方でちょっと物足りなかったです。
崩撃雲身双虎掌
本軸のカルト教祖の脱獄という筋書きがまずは面白い。人間の心理描写と背景描写が容疑者と捜査官の両方非常に丁寧に描写されているのがやっぱりいい。
Posted by
J・ディーヴァー初読み。本書はリンカーン・ライムシリーズのスピンオフ作品だが、本編未読の私でも差し当たり大きな弊害はなさそう。しかし、主人公のキャサリン・ダンスを始め、登場人物は皆一様に精彩さを欠く人物造形に感じられ、特に今作の敵役・ペルの恐ろしさが今一つ伝わらないのが残念。情...
J・ディーヴァー初読み。本書はリンカーン・ライムシリーズのスピンオフ作品だが、本編未読の私でも差し当たり大きな弊害はなさそう。しかし、主人公のキャサリン・ダンスを始め、登場人物は皆一様に精彩さを欠く人物造形に感じられ、特に今作の敵役・ペルの恐ろしさが今一つ伝わらないのが残念。情報量が多い分、話の展開は実にスピーディーで、文体も癖なく読み易いのに、節回しは冗長で何処か味気なく思える。上巻ではフックとなる山場がないので、下巻に期待。アメリカの上流階級者の暮らしぶりではなく、サスペンスの緊張感を味わいたい…。
Posted by