商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2011/10/29 |
| JAN | 9784105372101 |
- 書籍
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ヴァインランド
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ヴァインランド
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商品レビュー
4.6
12件のお客様レビュー
映画「ワンバトルアフターアナザー」の脚本がこの小説に影響を受けて書かれた、と知って読んでみた。以前作者の別の小説を挫折していたので恐る恐る読みすすめてみたが、その作品に比べて読みやすかった。 時代背景は70年代後半。宗教からテレビ番組まで、引用されている箇所の詳細な解説だけで1...
映画「ワンバトルアフターアナザー」の脚本がこの小説に影響を受けて書かれた、と知って読んでみた。以前作者の別の小説を挫折していたので恐る恐る読みすすめてみたが、その作品に比べて読みやすかった。 時代背景は70年代後半。宗教からテレビ番組まで、引用されている箇所の詳細な解説だけで100ページあるが、時代の流れの中に登場人物を当てはめて解説が進んでいくので、まるで実在の人物のように立ち上がってくるような錯覚をおぼえた。 デモをしていた学生たちを「国家への永遠のチルドレン」と称しているところや、その後の理想とのギャップが自虐的に描かれている点に、古い価値観の死とそれに対するノスタルジー的なものを感じたが、同時にプレイリーという新しい世代の生き残りにわずかな希望のようなものを託したのだろうか…などと考えたくなった。
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この小説からあの傑作を創り出すとは、PTAの類まれなセンスに心から敬服です。 「One Battle After Another」が最高すぎて、もっと堪能したくて原作に手を出してみたものの、良い意味で裏切られてびっくりしてしまうのだけれど、そこにある根幹は同じであって、一層エモさ...
この小説からあの傑作を創り出すとは、PTAの類まれなセンスに心から敬服です。 「One Battle After Another」が最高すぎて、もっと堪能したくて原作に手を出してみたものの、良い意味で裏切られてびっくりしてしまうのだけれど、そこにある根幹は同じであって、一層エモさが深まります。 しっちゃかめっちゃか、ぶっ飛んでて、意味わからなすぎて途中何度か挫折しそうになりましたが、最後まで読んでしまえばこちらのもの。再読は、ただただ楽しい時間となりそうです。
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トマス・ピンチョンの4作目の長編作品。 ポール・トーマス・アンダーソン監督の新作『ワン・バトル・アフター・アナザー』が、前作『インヒアレント・ヴァイス』(原作は『L.A.ヴァイス』)に続いてピンチョン原作ということで、長らく積んでいたのだがようやく手をつけることに。 映画はあく...
トマス・ピンチョンの4作目の長編作品。 ポール・トーマス・アンダーソン監督の新作『ワン・バトル・アフター・アナザー』が、前作『インヒアレント・ヴァイス』(原作は『L.A.ヴァイス』)に続いてピンチョン原作ということで、長らく積んでいたのだがようやく手をつけることに。 映画はあくまでInspired byということで、前作の『インヒアレント・ヴァイス』ほどしっかりと原作というわけではない。 だがここはピンチョン原作だな、というとこもしっかり残ってる。なので映画を観た人は読んでみるといいかも。その違いも楽しめるはず。 ピンチョンは”難解”というイメージが独り歩きしており、自分もその例に漏れず『ヴァインランド』は難解なんだろう、と思っていた。 恐らく本作が難解と言われるのは入れ子構造のように回想される構成にあるのだと思った。 例えば、AとBという人物が話しているシーンでAの過去回想が語られる。するとその過去回想の中でCとDという人物の語りが入って、今度はそのCの過去回想が入ってくる。更にそこにEと……みたいな構造で語られていくので、油断していると何で急に年代が変わった、とか人物変わったんだ? となりかねない。 そのあたりが難解とか言われる理由なんじゃないか、と。 実際に読んでみると確かにわかりにくかったり混乱する部分も出てきたりもするのだが、物語自体は難解さはほとんどない。むしろポップで大分読みやすかった。 ゴジラやニンジャ、くノ一が登場したり、と大分カオスな状況の連続。 さすがに『ヴァインランド』をそのまま映画化すると、尺は足りないし大分カオティックで意味わからないことになりかねない。しかも小説だから許されるような描写や展開もチラホラあるので、これを映画でやるとなったら結構面倒臭そうだな、と。 そう考えると『ワン・バトル・アフター・アナザー』は上手いこと抽出して映画化してるな、と思う。ピンチョンらしい部分もかなりあるので。 これから読もうと思ってる人は登場人物が大分多いので、その都度メモやリストは作ったほうがいいかも。さすがに帯の登場人物表だけじゃ、混乱しそうな気がする。
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