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乱反射 朝日文庫
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乱反射 朝日文庫

貫井徳郎【著】

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乱反射 朝日文庫

902

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商品詳細

内容紹介 ある事故が原因で2歳の幼児が死んだ。父親は、なぜ息子が死ななければならなかったのか、事故の真相を探し求める。そこには周囲の人々による悪意のない、しかし不運では済まされない小さな罪の連鎖があった。自分のせいではない…誰もが持つ罪の根っこを深くえぐるような作品。第63回日本推理作家協会賞<長編/連作短編集部門>受賞。
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2011/11/04
JAN 9784022646385

乱反射

¥902

商品レビュー

4

284件のお客様レビュー

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2026/06/30

とても考えさせられる内容でした。 「別に誰も見てないし」「一回くらい」「これこそあるべき姿だ」などなどいくらモラル違反、ルール違反をしていようとも肯定しようと思ったらいくらでも出来る。 それで人が死に取り返しのつかないことにつながっていることを糾弾されると、自分が一番かわいいので...

とても考えさせられる内容でした。 「別に誰も見てないし」「一回くらい」「これこそあるべき姿だ」などなどいくらモラル違反、ルール違反をしていようとも肯定しようと思ったらいくらでも出来る。 それで人が死に取り返しのつかないことにつながっていることを糾弾されると、自分が一番かわいいので、「自分は関係ない。悪くない。」と保身に走る。 正直ほんとうに胸糞が悪いけど、これが生々しい人間の本質なんだろうなと思った。 自分の過去を振り返ってもそんな違反をしていませんだなんて言えないし、気づいていないだけで負の連鎖に加担していたのかもしれないと思うとゾッとした。 ただ今回は負の連鎖にフォーカスしていたが、逆に小さいことでも「親切」「感謝」「礼儀」など良い連鎖にも加担することも可能なんじゃないかとも思えた。

Posted by ブクログ

2026/05/17

『乱反射』読了。 「これぐらいなら大丈夫」「自分だけじゃない」という小さなモラルの欠如が積み重なり、倒木事故という大きな悲劇につながってしまう物語でした。 健太が亡くなるまでの経緯も辛かったですが、亡くなった後の加山夫妻の気持ちを想像すると本当にやりきれませんでした。犯人が明確...

『乱反射』読了。 「これぐらいなら大丈夫」「自分だけじゃない」という小さなモラルの欠如が積み重なり、倒木事故という大きな悲劇につながってしまう物語でした。 健太が亡くなるまでの経緯も辛かったですが、亡くなった後の加山夫妻の気持ちを想像すると本当にやりきれませんでした。犯人が明確な事件なら怒りの矛先がありますが、この作品は関わった誰もが“決定的な悪人”ではないからこそ苦しい。少しずつ責任を他人に押し付け、「自分はそこまで悪くない」と考えてしまう人間の弱さがリアルでした。 完璧な人はいない以上、誰しも無意識のモラル違反をしてしまうことはあるのだと思います。でも、その“ちょっとした積み重ね”が限界を超えたとき、とんでもない形で誰かに跳ね返る。だからこそ、普段の行動を見直し、自分だけ良ければいいという考えをなくしていかなければならないと強く感じました。

Posted by ブクログ

2026/05/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小市民のエゴイズム、確かにそうだけど、そんな偶然が重なる?誰にでもある自分勝手な「罪」、気をつけるべきだけど、意識をして止められるものではないと感じた。

Posted by ブクログ

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