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新訳 十二夜 Shakespeare Collection 角川文庫
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新訳 十二夜 Shakespeare Collection 角川文庫

シェイクスピア(著者), 河合祥一郎(訳者), 金子國義(イラスト)

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新訳 十二夜 Shakespeare Collection 角川文庫

550

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2011/10/25
JAN 9784042106197

新訳 十二夜

¥550

商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

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2024/03/02

 それぞれの人物の勝手な勘違いと誤解が交差する本作は、時には悲しくなる場面もあるが、最終的には笑いへと収束する。事故によって、血のつながりのある者を亡くしたと思い込んだり、ちょっとしたきっかけで興味を持った人が、実は同性であったりと、所々すれ違う場面が挿入されるのが本作の特徴であ...

 それぞれの人物の勝手な勘違いと誤解が交差する本作は、時には悲しくなる場面もあるが、最終的には笑いへと収束する。事故によって、血のつながりのある者を亡くしたと思い込んだり、ちょっとしたきっかけで興味を持った人が、実は同性であったりと、所々すれ違う場面が挿入されるのが本作の特徴であり、それが一種のユーモアを喚起する。このように、読み進むにつれて、話がこじれてしまい、複雑化するが、最後はハッピーエンドを迎える。

Posted by ブクログ

2021/10/02

嵐に遭遇し離ればなれになった双子の兄妹セバスチャンとヴァイオラ、妹のヴァイオラは男装し、シザーリオとしてオーシーノー公爵に仕える。シザーリオはオーシーノーの片想いの伝言役としてオリヴィアに伝えるが、オリヴィアはシザーリオに恋心を抱く。オーシーノーに興味はないが、シザーリオにまた会...

嵐に遭遇し離ればなれになった双子の兄妹セバスチャンとヴァイオラ、妹のヴァイオラは男装し、シザーリオとしてオーシーノー公爵に仕える。シザーリオはオーシーノーの片想いの伝言役としてオリヴィアに伝えるが、オリヴィアはシザーリオに恋心を抱く。オーシーノーに興味はないが、シザーリオにまた会いたいオリヴィアの言葉が愛らしい。「でもまた来て。だって、あなたのせいで、あるいは、嫌いなあの方の愛が好きになるかもしれないわ。」”Yet come again; for thou perhaps mayst move That heart, which now abhors, to like his love.”

Posted by ブクログ

2016/08/12

 ありきたりといえばありきたりな恋愛模様もシェイクスピアに掛かれば登場人物全てが何らかの啓示や教訓を示しているかのような壮大な物語に変貌するというのはやはり凄いと思う。一見するとただ遠まわしでややこしいだけに見える台詞も深く読み取っていけばそこらの教科書よりも深い道徳を教えてくれ...

 ありきたりといえばありきたりな恋愛模様もシェイクスピアに掛かれば登場人物全てが何らかの啓示や教訓を示しているかのような壮大な物語に変貌するというのはやはり凄いと思う。一見するとただ遠まわしでややこしいだけに見える台詞も深く読み取っていけばそこらの教科書よりも深い道徳を教えてくれるような気がする。

Posted by ブクログ

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