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コーチングで変わる親が知らない不登校 不登校専門カウンセラーが教える
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コーチングで変わる親が知らない不登校 不登校専門カウンセラーが教える

伊澤善史, 山口淑揮【著】

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コーチングで変わる親が知らない不登校 不登校専門カウンセラーが教える

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 エル書房/星雲社
発売年月日 2011/10/20
JAN 9784434154720

コーチングで変わる親が知らない不登校

¥1,430

商品レビュー

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2014/11/20

■不登校とコーチング A.不登校:何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは、社会的要因背景により、登校しない、あるいは登校したくとも出来ない状況にあるため、年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的理由を除いたもの B.他人の評価におびえて、苦しみながら生きているこどもたち。...

■不登校とコーチング A.不登校:何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは、社会的要因背景により、登校しない、あるいは登校したくとも出来ない状況にあるため、年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的理由を除いたもの B.他人の評価におびえて、苦しみながら生きているこどもたち。どうしてこういうことになったのかというと、その多くが、小さい頃に、到底実現不可能とも思えるような、過剰な要求を押し付けられたり、親御さんに受け入れてもらえなかった(もしくは、そう感じるような)経験を持っています。 C.大きな変化に耐えられるのは、小さいころから人の話をよく聞ける子です。自分と違う意見を受け入れられる。様々な環境に飛び込んでいくことができたお子さんほど、ストレスに慣らされている傾向にあります。要するに、普段から変化に富んだ生活をしてきた子のほうが、ストレス耐性は強いのです。 D.最終的な不登校の解決というのは、お子さんがとりあえず学校に行くようになることを指すのではなく、お子さんを取り巻く環境のすべてが改善され、みなさんに笑顔が戻ったときのことをいうのです。 E.人は、自分にとってもっとも身近な、親から愛されているという確信をもってこそ、はじめて他人を受け入れられるようになるものです。 F.不安を取り去るということは、分からない事をなくすことです。 G.大きな変化は、それがポジティブなものであれ、ネガティブなものであれ、ストレスを生みます。

Posted by ブクログ

2013/05/23

この本の著者は全国8ヶ所に支部を持つ、不登校専門の機関の不登校支援センターの理事長でありカウンセラーの方です。この組織のでは不登校に関して無理な登校刺激も、全く登校刺激をせずに家にいることも、あまり良しとせず、あくまでも学校に復学させることを目的としているようです。その辺りを最初...

この本の著者は全国8ヶ所に支部を持つ、不登校専門の機関の不登校支援センターの理事長でありカウンセラーの方です。この組織のでは不登校に関して無理な登校刺激も、全く登校刺激をせずに家にいることも、あまり良しとせず、あくまでも学校に復学させることを目的としているようです。その辺りを最初読んだ時は、ちょっとと「学校行くことだけが、その子にとっていいとは限らないよなー」という思いが湧きましたが、読み進めると、無理やりな感じではなく、「やっぱり学校に戻れるなら戻りたい」と思っている子にはとても大事なプロセスだなと感じました。 この組織では不登校から復帰までのプロセスを6つに分けていました。 ①まだ学校に行けているが登校しぶりや、不登校傾向がある段階を『予備期』 ②頭痛や腹痛など、身体に何らかの異常が現れ出す時期を『初期』 ③本当は学校に行きたいけど、何らかの原因で行けなくなってきた時期を『本格期』 ④「学校なんて行きたくない」と思って、学校に行こうとしない時期が『安定期』 ⑤積極的に登校刺激をかける時期を『登校刺激時期』 ⑥学校に行き始めて、しばらくを経過を見守る時期を『経過観察期』 …と呼ぶようです。 不登校を解決する上でまずすることは、不登校の原因を探ることだそうです。 不登校の原因には二つあって、それは周りが認識している表向きの原因の『表層原因』と、もっと根本にある本当の原因の『深層原因』だそうです。不登校の本人すらも表層原因が本当の原因だと思い込んでいる場合もあるようです。まずは表層原因に気を取られず、本当の原因の深層原因を探り、それを解決することが最初にするべきことのようです。それは時に母子関係であったり、夫婦の不和であったり、それぞれですが学校より家庭での問題が多いようです。 そして、その深層原因がある程度解決して、はじめて『不登校』という問題と向き合うそうです。 子どもとカウンセリングをしていきタイムラインセラピーと言って、このまま不登校をしていたらどのような現実になるか、また学校に行っていたらどのような現実になるかを、一緒に考え本人が「学校に行きたい」「変わりたい」という意識になったら、学校への復帰を目指して、行動を起こしていくようです。 しかし、たとえ本人が学校行きたいと思っても、人間には『コンフォートゾーン』と『オメオスタシス』いうものがあるらしく、コンフォートゾーンというのは、いつもと同じ快適な環境のことをいい、ホメオスタシスとは今いるの現状に留まろうとする働き、のことのようです。これらが働くため、不登校の子がいきなり学校に戻ろうとしても、ホメオスタシスがコンフォートゾーンに留まろうとして、激しいストレスと反発を招くようです。 なので、学校に復帰するためには、ホメオスタシスが働かない程度に、少しづつ少しづつコンフォートゾーンを動かして行く必要があるようです。具体的には、まずは普通なら学校にいく時間に起きてみるとかから始め、次はその時間に勉強をしてみる、次に私服でお母さんと一緒に学校の校門までいって、校門にタッチして帰る、保健室にまで行ってみる、などなど少しづつ少しづつ無理のない範囲で行動を変えて行くのです。そうすることで無理なく教室まで行くことまでできるということでした。 僕も小学校時代に不登校の経験があり、小5の頃に再び学校に復帰したのですが、今振り返ると、その時の周りの対応というのはこの、少しづつ少しづつ…という対応でした。それこそ最初は私服で母と音楽発表会を見に行ったことからはじめ、好きな授業だけ出て見たり、宿題をやってみたり…今までできなかった何かができるようになると、周りが拍手をして喜んでくれて、でもできなくても責められこともありませんでした。その頃の僕の心境はもちろん怖い思いもありましたが、一歩一歩自分のできることが増える達成感に満ちていたような気がします。 このように僕自身の経験からもこのような対応は効果がありますし、子どもたちの為にもなると思います。 しかし、これを大人が学校に戻したい一心で子どもの気持ちを確かめず、押し進めることもだけにはなって欲しくないです。本人の「行きたい」「変わりたい」という気持ちが何よりも必要なスタートラインだと思います。

Posted by ブクログ

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