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シャンハイ・ムーン 創元推理文庫リディア・チン&ビル・スミス・シリーズ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2011/09/30 |
| JAN | 9784488153113 |
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シャンハイ・ムーン
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シャンハイ・ムーン
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商品レビュー
4.4
15件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ビル&リディアシリーズ第9弾。 「ただいま」の冒頭で、あ、リディアの番か、とわかる。 ビルには「ただいま」なんて言う場面がない。 まぁ、タイトルからしてリディアの番ではあるのだけれど。 前作『冬そして夜』の落とし前の着け方をめぐり音信不通の二人。 リディアが知人の結婚式含みのなんやかやでひと月ほどの西海岸旅行による不在から、実家へ戻るシーンから始まる。 程なくして調査の仕事が舞い込むが、相棒はビルではなくピラースキー。 これまで何度か一緒に仕事をしたことのある間柄ではあるが、どこか心にぽっかり穴の空いた状態のリディア。 回ってきた仕事は、上海の建築現場で発掘された宝石が役人によって持ち逃げされ、ここニューヨークに渡ってきた節があるので探し出して欲しいというもの。 宝石はホロコースト下にあったユダヤ人一族の財産であると見なされるもので、依頼人の弁護士によれば刑事的責任はともかく、本来の所有者に返還することが第一目的のため持ち逃げした役人を見つけた場合、まず交渉に当たらせて欲しいとのこと。 調査を進めるうちに掛かってきたピラースキーからの電話「すぐに来い。どうもうさんくさい。」 訪れたリディアに待ち受けていたピラースキーの死体。。。 解説ではリディア編の最高傑作と評されてはいるものの、550ページを超える長さと話の混み入りっぷりによりなかなか読了に辿り着けなかった。 第二次世界大戦下に端を発する背景。ホロコーストと日中戦争、傀儡政権、蒋介石の国民党、毛沢東の中国共産党の関係が前置きなしに語られていて混乱する。 ちゃんと歴史認識持っておかないとだなぁと反省はするものの、どういう関係性、流れの中であってもやはり戦争は不毛で理不尽なことの生みあいでしかないなぁの一言に尽きる。 登場人物達が当時の関係者という立ち位置のため、だれそれの孫とかだれそれの姪とか、義理の叔父のだれそれは、なんて長いタイムスパンが生む相関関係の複雑さが最高潮に達していて、人物関係を見失う。 難点ばかりを並べてしまったが、決して面白くないわけではない。 終盤のリディアのいとこのギャング、アームピットのおとぼけぶりにはほんわかした。 ずっと追ってきた本作のマクガフィン、シャンハイムーンの真実も、それに惑わされた者たちの愚かさを嘲笑うかのようでもあり、宝物ってそういうものだよなぁと真理を感じるようなところもあり、今までになく歴史の波を渡ることになった重厚で深遠な物語という所感。
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前作も良かったが、この作品も良かった。 もう一人の主人公、ロザリーの手紙がとても生き生きとしていて、 彼女の人生に引き込まれる。 ちょっと演歌っぽい(?)話の筋も、 嫌いじゃない。
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半月ほど前に読んだけれどレビューを書くのを忘れていた。 ユダヤ人のれきしをおりまぜて書かれていて面白い。 少し手紙が長いきもするけれど。 お気に入りのリディアとビルシリーズ。
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