商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2011/09/22 |
JAN | 9784488207038 |
- 書籍
- 文庫
三つの秘文字(上)
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三つの秘文字(上)
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商品レビュー
3.3
11件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
上下巻なので、上巻では、解決しない。 当たり前ですが。 どうなるの? どうなるの? のまま、下巻に突入するわけですね。 ルーン文字の意味は? ルーン文字=トロウィー? なぜ、島の人々は、庭で見つけた女性の死体をなかったこと、もしくは、歴史上の発見みたいにしたがったのか? その発見された女性はいったい誰なのか? なぜ、その女性は心臓をくりぬかれ、背中にルーン文字が刻まれていたのか? トーラの家と、旦那ダンカンの実家の暖炉の上のまぐさ石に刻まれているルーン文字は? トーラの家はもともとは何だったのか? トーラの家に侵入して豚の心臓を置いて行ったのは誰か? トーラが病院で歯のレントゲンの照合をしているとき、忍び込んできたのは誰か? メリッサ・ゲイアは本当に癌だったのか? メリッサの夫の子供は、後妻の連れ子というのは本当か?(妻より夫に似ている) トーラの夫ダンカンと、病院長ギフォートの関係は? 夫の父リチャードとギフォードの関係は? ダンカンが「愛してしまった」のは誰? なぜ、ダンカンは養子をもらおうと言ったり、妊娠しずらくなるように薬を飲んでいたのか? トーラのライフジャケットが膨らまなかったのは事故か?それとも誰かがしくんだのか? 謎ばっかり。 謎が謎でなぞなぞ。 下巻でこれらが回収されていくのが非常に楽しみです。 しかし、12年積んでたんだなぁ・・・ どうもすいません・・・
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S・J・ボルトンの本を読むのは「毒の目覚め」に引き続き二作目です。 前回読んだ「毒の目覚め」と主人公がそっくり! と思うくらい、女性がふとした疑問から秘密に分け入っていき自分自身も危うくなる、というところや、少し気難しくて芯の通った強い人物像が同じでした。 そうは言っても、...
S・J・ボルトンの本を読むのは「毒の目覚め」に引き続き二作目です。 前回読んだ「毒の目覚め」と主人公がそっくり! と思うくらい、女性がふとした疑問から秘密に分け入っていき自分自身も危うくなる、というところや、少し気難しくて芯の通った強い人物像が同じでした。 そうは言っても、私はこの主人公の性格が好きなので満足しています。人と関わるのが苦手で、反対に動物には親切に接することができる。そういう人物を著者は描いているのですが、他ではあまり見ない主人公像だなと感じます。 どちらかというと推理小説やミステリの類って、口うるさいくらいに物事に首を突っ込んだり、その場にいる人に事情を聞いたりする人物像が多いですよね。 結局、トーラ(主人公)も物事に首を突っ込みまくるわけですが、それは自分の周囲の人間、近しい人間が疑わしかったからであって、決してトーラ自身が詮索好きだからというわけではないような気がします。 女性警察官デーナや、病院長ギフォードなど、魅力的なキャラクターが多く、一体だれがこの事件に関わっているのだろうと予想をつけながら読むのが楽しかったです。 上下巻に分かれているのでそう感じないのですが、かなりの長編で、それなのに中だるみを一切感じさせない展開の早さ。時折さし挟まれる自然描写が美しく、主人公の斜め後ろに据え付けたカメラから物語を覗いているかのように思えました。 個人的にはオーロラを見る描写のところが好きです。 日本ではあまり有名ではないし、新品を手に入れるのは難しいかもしれませんが、興味がある方は是非手に取ってみられることをおすすめします。
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またしてもシェトランド。 久しぶりのページターナー。 といってもすごく面白かったわけではない。 主人公の女性医師が何度も痛い目にあいながらも、どうしても事の本質を暴かずにはいられないという、その展開にハラハラドキドキ。 ベースがトロル神話、表層が妊娠ネタなのが入り込めない理由か...
またしてもシェトランド。 久しぶりのページターナー。 といってもすごく面白かったわけではない。 主人公の女性医師が何度も痛い目にあいながらも、どうしても事の本質を暴かずにはいられないという、その展開にハラハラドキドキ。 ベースがトロル神話、表層が妊娠ネタなのが入り込めない理由かな。 あと全体に女らしさが強調されすぎ。
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