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木星の骨(下) 創元推理文庫
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木星の骨(下) 創元推理文庫

フェイケラーマン【著】, 高橋恭美子【訳】

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木星の骨(下) 創元推理文庫

1,056

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2011/09/22
JAN 9784488282189

木星の骨(下)

¥1,056

商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2020/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(上巻より) それに比べると、 デッカー警部補の息子たちの現状や過去や 勇気をふりしぼってトンネルへと突入していった マージの表現は見事だったし、 腑に落ちるものだった。 娘は無事警官になれたようで、 まだまだ家族内で波乱は起きること間違いなし。

Posted by ブクログ

2016/11/03

シリーズ11作目、後半。 前半ではデッカーと妻のリナ、思春期になった義理の息子達との関係が印象深かったです。 後半では、教団で怪しい動きを見せる指導者たちの関係を探るデッカーらの目前で、相次いで事件が起こり、想像以上の濃いドラマに。 初期のしっとりと丁寧な作風とはかなり違う骨...

シリーズ11作目、後半。 前半ではデッカーと妻のリナ、思春期になった義理の息子達との関係が印象深かったです。 後半では、教団で怪しい動きを見せる指導者たちの関係を探るデッカーらの目前で、相次いで事件が起こり、想像以上の濃いドラマに。 初期のしっとりと丁寧な作風とはかなり違う骨っぽさが出て、立体的で動的とでもいうか。 フェイ・ケラーマン、ここまで書くようになったのか! いや私としては正直こういうのは期待していなかったかも‥ですが。 初期の雰囲気が失われたので読まなくなっていたんですが、もう少し違う方面にも伸ばしていこうとしていたのかな。 こういう興味や志向も内包していたんでしょうね。 丁寧に書き込むだけでは、読む人が限られたとか‥? なるほどねえと納得してしまいました。 ラストへ向けては、映画ばりのアクション・シーンともいえる展開に。 でもそこで活躍するのが女性刑事のマージや、案内に立つ若い娘なんです。 静と動を併せ持つ上にこう来るか、と。 今回の女性陣の活躍ぶりには目をみはるものがありました。 すっきり解決とは行きにくい、嫌~な事件の後口を良くする、マージの大胆な決意。 デッカーの誠実さも合わせて、あっぱれな結末。 面白かったです☆

Posted by ブクログ

2012/01/26

今作はデッカーの義理の息子の深刻な問題も出てくるし、事件も教団絡みとあってデッカーは大変だったが、何よりマージの活躍が素晴らしい。マージってそんな年齢になってたんだ?!という驚きもあったし。 ただ、なんとなく古いのかなという気がしたが、骨太の物語には満足。次作が待たれる。

Posted by ブクログ

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