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きみを守るためにぼくは夢をみる(1) 星海社文庫
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きみを守るためにぼくは夢をみる(1) 星海社文庫

白倉由美(著者), 新海誠

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きみを守るためにぼくは夢をみる(1) 星海社文庫

733

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 星海社/講談社
発売年月日 2011/09/10
JAN 9784061389168

きみを守るためにぼくは夢をみる(1)

¥733

商品レビュー

3.2

17件のお客様レビュー

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2022/08/13

初めて読む児童小説。今読んでも面白いけど、成長過程にある学生の時に読めたら良かったな、と思う内容。行って帰り、何かを得る物語構造は分かりやすいので、きっと言葉にできなくても何かを感じただろうから。あと、表紙の新海誠さんのイラスト、素敵です。

Posted by ブクログ

2021/07/02

10歳の少年だった大江朔(おおえ・さく)は、はじめての恋人である川原砂緒(かわはら・すなお)とデートした日、不思議な「声」に呼びかけられて眠りに落ちます。やがて目をさました彼は、自分が知らないあいだに七年の時が流れていることを知ります。 七年前と変わらないすがたで帰ってきた朔に...

10歳の少年だった大江朔(おおえ・さく)は、はじめての恋人である川原砂緒(かわはら・すなお)とデートした日、不思議な「声」に呼びかけられて眠りに落ちます。やがて目をさました彼は、自分が知らないあいだに七年の時が流れていることを知ります。 七年前と変わらないすがたで帰ってきた朔に、彼の家族をはじめ周囲の人びとは戸惑いをおぼえます。しかし砂緒は、彼との「約束」を心にいだきつづけたまま、彼との再会を待っていました。自分よりもずっと成長してしまった砂緒を見て、朔の心は複雑に揺れ動きながらも、彼女との心のつながりをたしかめようとして、七年間の遅れを経て成長への道を歩み出します。 ストーリーのなかで柳田國男の『遠野物語』が言及されており、そこにモティーフを求めたことが明示しつつ、ジュブナイル小説らしいみずみずしい恋愛がえがかれている作品です。もともと続編の構想はなく一巻で完結する作品として書かれたためなのか、ライトノベルにしてはいろいろとストーリーを広げることのできる設定が活用されず駆け足の内容に感じてしまいますが、きれいにまとまった小説だと感じました。

Posted by ブクログ

2015/05/03

文学作品に触れるのは何年ぶりだろうか。 センター試験の問題みたいな、そういう類の読書(?)を除けば、僕が文学作品を読むのは村上春樹氏の『ノルウェイの森』を読んだ時以来で、そのときからはおよそ3年くらい経っていることになる。 だから「今自分が生きているこの世界」を飛び出してみる...

文学作品に触れるのは何年ぶりだろうか。 センター試験の問題みたいな、そういう類の読書(?)を除けば、僕が文学作品を読むのは村上春樹氏の『ノルウェイの森』を読んだ時以来で、そのときからはおよそ3年くらい経っていることになる。 だから「今自分が生きているこの世界」を飛び出してみることがとても新鮮で、それだけに作品世界を堪能できた気がしている。 序盤、それはもう桃色一色の、とてもウキウキとした展開。中盤からの葛藤。終盤、一気に動き出す時間。主人公の若さも相まってとても勢いのあるストーリーで、読んでいてとても心地がいい。その中にある不可思議さがいい具合に効いてきて、読んでいて全くストレスのない文章だと感じた。 文自体は易しめな表現が多く、舞台が現代社会なので小中学生でも飽きることなく楽しめるだろう。大学生が読むには若干歳をとり過ぎた感が否めないものの、それでも充分に世界観に浸れる。 少し医学生的な見方をすれば、登場人物の一人でキーパーソンでもある、ある小児科医の先生の人柄や描かれ方には、医学生としてとても惹かれる部分を感じた。医師の仕事は「患者さんを治すこと」ではなく「患者さんが治る手伝いをする」ことなのだが(というか僕はそう思っているのだが)、その理想像にとても近いように感じた。 と、長々書いてきたけれど、このストーリーはまだまだ続きがあり、展開もとても気になるのでぜひ続編も味わってみたいと思いつつ。。。

Posted by ブクログ

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