商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2011/09/09 |
JAN | 9784344020535 |
- 書籍
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カッコいいほとけ
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カッコいいほとけ
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商品レビュー
4.1
18件のお客様レビュー
タイトルに惹かれて手に取る へんないきものの著者による作品。寺西さんの絵がまたカッコいい! POPな感じで仏を知れる。思わずクスッと笑ってしまう著者のつっこみセンス。面白かったー
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寺社巡りや霊山登山が好きで、仏像にも興味はあるのだが、なんとか明王とか誰それ如来とかがどうも判別できない、といった私にとって、まさに探していた本。 文体は一見ふざけ気味だが、仏教史に相当な知見がないと書けないことは、逆に仏教に関心があればすぐにわかる。 小乗から大乗、ヒンドゥー...
寺社巡りや霊山登山が好きで、仏像にも興味はあるのだが、なんとか明王とか誰それ如来とかがどうも判別できない、といった私にとって、まさに探していた本。 文体は一見ふざけ気味だが、仏教史に相当な知見がないと書けないことは、逆に仏教に関心があればすぐにわかる。 小乗から大乗、ヒンドゥーとの混交や日本での神仏習合あたりもカバー。 大乗仏教が哲学的に細かく分派しすぎていく様子を、「多くの人々を救済するはずだった大乗、『大いなる船』は、いつしか専門家の学術調査船と化していた」と説明するくだりには爆笑した。 イラストも抜群の直観性で分かった感満載。 ストレス社会、マインドフルネスと世の中皆が平たく言うと疲弊している中、この本もそうだが、仏陀が説いた本来の仏教は救済云々の前にまず「自分自身が生きにくさから解放されるための極めて実戦的な技術」だったことを強調する声が高まっている気がする。 終わりに、に引用されている「犀の角のように、ただ独り歩め」という仏陀の言葉は感動的。
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いやいや、ゲームのキャラクターブックかと思いましたよ。 ホトケ多すぎ(;゚Д゚) フォローしている方の本棚で拝見して、面白そうなので借りてみた。 早川いくをさんなので、そこは本当にお一方お一方(という言い方でいいのか?)、面白く書いて下さっていますが、仏様の種類や変化形?が多す...
いやいや、ゲームのキャラクターブックかと思いましたよ。 ホトケ多すぎ(;゚Д゚) フォローしている方の本棚で拝見して、面白そうなので借りてみた。 早川いくをさんなので、そこは本当にお一方お一方(という言い方でいいのか?)、面白く書いて下さっていますが、仏様の種類や変化形?が多すぎて…。 仏教、奥深い。 仏教、ヒンドゥー教、密教、チベット仏教…時代の求めに応じて宗教も変わるのね、ってそれでいいのか?っていう疑問もあるけど。 えー?とか、へー!とか、そんな感嘆符だらけでした。 エピローグに書かれていた、「スッタニパータ」という経典の中にある孤独についてお釈迦様が語られた「犀の角」という詩が、仏教の教えの全てはここに帰結するのかな…と思わせる。 2020.4.7
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