商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2011/09/10 |
JAN | 9784048708104 |
- 書籍
- 文庫
神様のメモ帳(8)
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神様のメモ帳(8)
¥627
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商品レビュー
4.1
30件のお客様レビュー
このシリーズの既刊としてはこれが最後。 全体のストーリ的には完結した感もあるが、主人公をはじめ登場人物たちの活躍をもっと見たい。 この作家の別の作品も読みすすめていきます。
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今回は、やや変則的な編成となっています。「あとがき」に書かれているように、既発表の短編「三代目襲名」と、新作の短編で構成されるはずが、後半はエンジェル・フィックスをめぐる第二の謎をあつかったストーリーとなっています。 四代目の両親である雛村玄一郎(ひなむら・げんいちろう)と理佳...
今回は、やや変則的な編成となっています。「あとがき」に書かれているように、既発表の短編「三代目襲名」と、新作の短編で構成されるはずが、後半はエンジェル・フィックスをめぐる第二の謎をあつかったストーリーとなっています。 四代目の両親である雛村玄一郎(ひなむら・げんいちろう)と理佳子(りかこ)を相手に、鳴海がマージャンで勝負する話は、この二人の関西弁キャラの強烈さがすべてをもっていってしまったという印象です。正直なところ、本編よりもこちらのほうが印象が強くのこっています。
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このシリーズでは一番面白かった。 単に麻雀の話題が出てきたから、ということもあり得るが、それだけではないだろう。 軽めの文体、重苦しい出来事、ほとんどどうでもいいかもしれないことの描写の細かさ、ストーリーの構成は、きちんと「小説」のレベルだ。というか時々話が重すぎて「ぜんぜんラ...
このシリーズでは一番面白かった。 単に麻雀の話題が出てきたから、ということもあり得るが、それだけではないだろう。 軽めの文体、重苦しい出来事、ほとんどどうでもいいかもしれないことの描写の細かさ、ストーリーの構成は、きちんと「小説」のレベルだ。というか時々話が重すぎて「ぜんぜんライトじゃないよね、これ」と思う。 続き物だから、これまでの話(17巻)を読んでいないと、うまく受け取れない場面も多々あるだろうが、その点を差し置いても完成度は高いと思う。 エンターテイメントの部分と、小説のコアの部分。これからの物語作家はそのバランスを見つけないといけないのだろうと思う。
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