商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2011/08/30 |
| JAN | 9784101347226 |
- 書籍
- 文庫
照柿(下)
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照柿(下)
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商品レビュー
3.5
35件のお客様レビュー
マークスの山の感想にも書いたような気がするが、合田雄一郎は私の中ではかまいたちの濱家で固まっているため、本上下作においてもずっと想像は濱家だった。過去のドラマも調べたところ三浦友和さんが演じていたが、そんなにさわやかなイメージではないように思える。 そんなことはどうでもよいのだが...
マークスの山の感想にも書いたような気がするが、合田雄一郎は私の中ではかまいたちの濱家で固まっているため、本上下作においてもずっと想像は濱家だった。過去のドラマも調べたところ三浦友和さんが演じていたが、そんなにさわやかなイメージではないように思える。 そんなことはどうでもよいのだが、本作も前作変わらず全編苦しかった。読むことが苦行のようにも感じるが先に進まずにはいられなかった。 どんな小説でも感じるが、小説家の皆さんの舞台設定に対する調査・知識が半端でなく素晴らしい。今回は工場での熱処理と賭博の描写に驚いた。 合田雄一郎とともに他2名が主役だが、皆、病んでいる。病んでいるどころではない。 最後はまた次に続く伏線ではあったが、合田雄一郎はどうなるのか気になって仕方ない。 凄い小説でした。
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良くも悪くも高村薫という作品だと感じた。 序盤はタイトル「照柿」色を象徴する工場内のシーンの描写が病的な程微細に、また執拗に続き正直辟易した。合田警部補シリーズの2作目という謳い文句で刑事モノを期待して読むと後悔する事は必至。後半、群青との対比の辺りでこの作品は純文学に近いものだ...
良くも悪くも高村薫という作品だと感じた。 序盤はタイトル「照柿」色を象徴する工場内のシーンの描写が病的な程微細に、また執拗に続き正直辟易した。合田警部補シリーズの2作目という謳い文句で刑事モノを期待して読むと後悔する事は必至。後半、群青との対比の辺りでこの作品は純文学に近いものだと思い知る。確かにマークスの山も同じ様な作風だったかも知れない。ただ精神倒錯者の内面や葛藤を描かせれば右に出るものはいないことは確か。
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『合田雄一郎』シリーズ第2弾、『照柿』下巻。 八王子ホステス強盗殺人事件の捜査を続ける警視庁捜査1課・合田雄一郎。 容疑者・土井の強盗殺人容疑を固めるために危ない橋を渡ることに… そして、拝島駅女性転落事故現場で見た、佐野美保子への想いから、常軌を逸した行動を起こす… 一方...
『合田雄一郎』シリーズ第2弾、『照柿』下巻。 八王子ホステス強盗殺人事件の捜査を続ける警視庁捜査1課・合田雄一郎。 容疑者・土井の強盗殺人容疑を固めるために危ない橋を渡ることに… そして、拝島駅女性転落事故現場で見た、佐野美保子への想いから、常軌を逸した行動を起こす… 一方、野田達夫は、父の葬儀から、拝島駅女性転落事故の不倫相手の妻・佐野美保子を匿うアパートに戻る… 雄一郎、達夫、美保子… どうなって行くのか… そこまでしなくても…土井の容疑を固めるために、裏社会に、足を踏み入れる雄一郎。 なんとかならないのか… 雄一郎も達夫も、鬱屈した生活を送っている。 鬱屈した心情の行き着く先が、雄一郎の美保子への想いで、達夫の殺人に繋がるのか… 『青いカラス』は達夫にとっては、忘れることができなかったんだろう、唯一の理解者だと思っていた雄一郎から、『未来の人殺しや』と言われた衝撃。 『自分も父親と同じ』なんだと。 やっぱり『人殺し』なんだと。 達夫の鬱屈した想いは、笹井の父の絵に対する想いで爆発したのだろう… 最後のいくつかの手紙に、少し柔らかくなった雄一郎を感じることができ、少し救われた気持ちになる。 警察小説というには重い。 人間の心情を描いた人間ドラマだろう。 重いのだが、心地よいものだった。 雄一郎は、どうなって行くのか… 『我らが少女A』まで、先は長い…
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