1,800円以上の注文で送料無料
赤紙と徴兵 105歳、最後の兵事係の証言から
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍
  • 1207-04-03

赤紙と徴兵 105歳、最後の兵事係の証言から

吉田敏浩【著】

追加する に追加する

赤紙と徴兵 105歳、最後の兵事係の証言から

2,200円

獲得ポイント20P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 彩流社
発売年月日 2011/08/03
JAN 9784779116254

赤紙と徴兵

¥2,200

商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

レビューを投稿

みんなの感想まとめ
  • 赤紙
  • 徴兵制度
  • 兵事係の証言
  • 戦争の教訓
  • 歴史的資料の価値
  • 戦没者への思い
  • 国家の監視体制
  • 個人の葛藤と勇気
  • 戦争と平和の対話
  • 戦後の記憶と継承

戦争の影響を受けた人々の生活や感情を深く掘り下げ、赤紙や徴兵の仕組みを明らかにする内容が展開されています。著者は、滋賀県で兵事係を務めた男性の証言を通じて、戦時中の緊張感や人々の葛藤を描写。特に、焼却命令に逆らい、戦没者の名簿を残した彼の姿勢は、過去の教訓を現代に伝える重要なメッセージとなっています。赤紙がもたらす恐怖と、国の監視体制の緻密さを知ることで、戦争に反対することの難しさや、国家の意思がどのように個人に影響を与えるかを考えさせられます。また、戦争を経験した人々の生の声や、彼らの思いを詩に表した作品も紹介され、深い感動を呼び起こします。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/03/31

地方紙の書評から拾った本。 第二次大戦の徴兵の際、「赤紙が来た」とはよく耳にするが、その赤紙がどこからどのようにして来るのかはあまり考えたことがなかった。 例えば郵便物として各戸のポストに入るのか、といえばそうではない。原則として、係の人物が来て、本人か同居の成人に手渡しするこ...

地方紙の書評から拾った本。 第二次大戦の徴兵の際、「赤紙が来た」とはよく耳にするが、その赤紙がどこからどのようにして来るのかはあまり考えたことがなかった。 例えば郵便物として各戸のポストに入るのか、といえばそうではない。原則として、係の人物が来て、本人か同居の成人に手渡しすることになっていた。これは国家の大切な任務であったのだ。その仕事にあたるのは「兵事係」という職務に就く人たちであった。 兵事係は、赤紙(召集令状)を配るだけでなく、徴兵検査の実施や出征兵士の見送り、武運長久祈願祭の開催、戦地への慰問袋のとりまとめ、戦死の告知、出征軍人家族や遺族の援護など、多岐にわたって、兵事に関わる業務を担った。 敗戦に際し、この兵事に関わる書類は悉く焼却せよとの命が下った。軍の機密に関わるものもあるからだ。しかし、本書で取り上げる滋賀県の小さな村の兵事係であった西邑さんはその命令に疑問を抱いた。兵事書類は、出征者や戦死者の家族にとって大切な書類である。この書類がなくなってしまったら、出征した人々の苦労や功績がなかったことになる。そこで彼は危険を承知で、一部を持ち出し、保管した。戦後の長きにわたり、書類のことは周囲には言えなかった。保管したことを咎められ、家族に累が及ぶことを恐れたのである。 2007年、実に103歳になったとき、地域の民俗資料館の特別展に協力する形で、西邑さんが守ってきた資料が陽の目を見ることになった。 全国には、同様に兵事係が隠して保管していた例や、何らかの理由で焼却されずに役場に残っていた例もある。それらの貴重な例に、西邑さんが保管した膨大な資料も加わることになった。 本書の著者はジャーナリストである。ビルマを長く取材した経験から、インパール作戦で「白骨街道」を辿ることになった日本兵に関心を持ち、彼らがどのようにビルマの戦場に送られたのか、赤紙や徴兵制の仕組みを知りたいと考えていた。 兵事係と兵事書類のことを知り、書き始めたのが本書である。 本書では、西邑さんの記録を丹念に読み込みつつ、徴兵制のあらまし、対象者の選別の詳細、赤紙の配り方など、制度としての徴兵を詳述する。一方で、家族で何人も徴兵され、複数の戦死者を出した家、赤紙を渡された際の親の表情など、赤紙をもらった側のいわばミクロの視点も西邑さんや当時の村の住民へのインタビューなどから捉えていく。 どういった構造・制度の中で、個人がどう感じ、どう身を処したのかが複眼的に浮かび上がってくる。 徴兵の際には個々人についてかなり詳しい調査もされ、特殊技術があるとか家族構成がどうであるとか平時の職業、外国語の能力といった情報が収集された。それには地元の兵事係の協力が不可欠であったことだろう。 そうした特徴を元に、各人に適した兵務につかせたり、さまざまな技量を持つ兵を編成したりという目的であったが、さて実際こうした情報が有効に利用されたのか、いささか疑念は残る。 兵事係というのは、当時、国の大事なお役目を担うとは見なされていたものの、翻れば、兵事係当人は徴兵もされなければ戦死することもない立場である。それが顔見知りの村人たちに赤紙を配る。表立っては言われなくても、憎まれたり、疎まれたりしたこともあったろう。西邑さん自身、多くの人に赤紙を配ったことを長く気に病んでいた。どうしても書き残しておきたいと、隠し持った兵事書類を元に、村の戦没者名簿を作成していたという。 戦時の一面を知る、興味深い1冊。

Posted by ブクログ

2017/12/23

 まず感心したのが、赤紙・徴兵のシステムがここまで緻密で高度なものだったということである。ITが進化するたびに議論になる国家による監視・管理の体制強化は、ITなどなくてもここまで緻密にできるのだということだ。  技術ではなく、国家の強い意志、国民への煽動と相互監視がそれを可能にし...

 まず感心したのが、赤紙・徴兵のシステムがここまで緻密で高度なものだったということである。ITが進化するたびに議論になる国家による監視・管理の体制強化は、ITなどなくてもここまで緻密にできるのだということだ。  技術ではなく、国家の強い意志、国民への煽動と相互監視がそれを可能にしているのは言うまでもない。  本書のように焼却処分に逆らった方がいらしたおかげで、今、こうやって過去から学び、後世による歴史の判断が可能になっているが、IT化のもとでの国民監視で、それは可能だろうか。  

Posted by ブクログ

2013/10/28

今も住民基本台帳と保護者の情報を自衛隊に提供している自治体があるのか。驚愕だ。◆日中戦争のころはまだ国民はイケイケドンドンの雰囲気だったと一般的にいうけど、兵隊にとられる数の多い農村では、そんなことはなっかったようだ。◆◆南京大虐殺も強姦も平気であったんだな。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品

履歴をすべて削除しました