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I【アイ】(1)
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I【アイ】(1)
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商品レビュー
4.1
17件のお客様レビュー
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この作品はどう表現したらいいのだろう。いがらしみきおのシュールさは確かに最大限生きているのだけど、ぼのぼのとはまったく世界観が異なるので、ただただビックリさせられる。哲学漫画。神様は人が見ようとしないところにいるというのは一つの真理なんだと思わせられる。
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子供の頃お風呂場で髪を洗うとき目をつむるのが怖かった時の感覚を思い出した。まだわからない感覚が多すぎて、言葉にうまく出来ない感じ。
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- ネタバレ
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タイトル「アイ」とは、一人称からみた世界の認識について、哲学する視点ことなのであろう。 コンピュータに大きく依存している現在社会において、現実をモデル化し、数値化(もしくはドキュメント化)することで、現実を認識したと考えられている。 しかし、これらモデル化された現実認識は人の頭の中の妄想であり、時として現実と大きく乖離することもありうる。そんなとき、人は神を感じるのであろう。(本書では「イサオ」の持つ超常現象が担っている)。 また、戦後の昭和という設定もよい。現在のような情報化社会は、人々は常識(ルールや社会の共通認識)で生活している。が、戦後の昭和では、人々は狭い世間で生きており、身近な人間の信頼関係で生きている。この設定が、主人公「鹿野雅彦」が、生き生きと哲学することを可能にしているように思う。 ストーリーが、「奇異」に感じられるが、むしろ作者は、現在社会が忘れてしまった(もしくは捨て去ろうとしている)ものを、「奇異」を通して提示したいのではないかと思う。
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