商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎コミックス/幻冬舎 |
発売年月日 | 2011/07/29 |
JAN | 9784344822849 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
3.7
11件のお客様レビュー
なんだか不器用な人たちが集まった話。楽な生き方は他にもありそうなのに。と言いたくなるほど。それでも、草と麦が段々近づいていくところや、なんだかんだ文句を言いながらも2人のことを心配している金子を見るのは楽しかった。心から大切に思える相手がいるのは、辛いこともあるかもしれないけれど...
なんだか不器用な人たちが集まった話。楽な生き方は他にもありそうなのに。と言いたくなるほど。それでも、草と麦が段々近づいていくところや、なんだかんだ文句を言いながらも2人のことを心配している金子を見るのは楽しかった。心から大切に思える相手がいるのは、辛いこともあるかもしれないけれど、幸せだと思うから。
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ルチルの一穂作品は一般文芸っぽいな、というのが読んでの印象。 長屋をリノベーションしたバーに流れ着いた何やら訳ありっぽい元同級生との二人暮らしから始まる物語。 物事に執着せず低体温で似た者同士(麦と草で名前も似ている)と、ご近所さんの金子くんカップルとのゆるゆる日常はドラマを見...
ルチルの一穂作品は一般文芸っぽいな、というのが読んでの印象。 長屋をリノベーションしたバーに流れ着いた何やら訳ありっぽい元同級生との二人暮らしから始まる物語。 物事に執着せず低体温で似た者同士(麦と草で名前も似ている)と、ご近所さんの金子くんカップルとのゆるゆる日常はドラマを見ているように穏やか。心の結びつきがゆっくりふんわり描かれて行く様が丁寧でおだやか。 小道具使いと感情を拾い上げて行く様が一穂作品らしい。 畳み掛けるようにキャラクターのうちに秘めた想いがぱたぱたと紡がれて行くところも。 いい話を読んだな、感。 金子くんカップルがとても良い雰囲気。彼らがいてくれてよかったねえ。
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一穂さんのわりと初期の作品。『どしゃぶり』で知った自分としては新鮮な気持ちで読むことができました。攻と受の口調が似ているため会話シーンでどちらがどっちなのかわかりにくいところはありましたが、設定の妙、キャラクター同士のやりとりなど、今の一穂さんに共通しているものを内包しつつ静かに...
一穂さんのわりと初期の作品。『どしゃぶり』で知った自分としては新鮮な気持ちで読むことができました。攻と受の口調が似ているため会話シーンでどちらがどっちなのかわかりにくいところはありましたが、設定の妙、キャラクター同士のやりとりなど、今の一穂さんに共通しているものを内包しつつ静かに恋愛が進んでいくお話です。
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