1,800円以上の注文で送料無料

大学とは何か 岩波新書
  • 新品
  • 書籍
  • 新書
  • 1226-14-00

大学とは何か 岩波新書

吉見俊哉【著】

追加する に追加する

大学とは何か 岩波新書

990

獲得ポイント9P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2011/07/22
JAN 9784004313182

大学とは何か

¥990

商品レビュー

3.9

40件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/07/05

最後に提起された、今後の大学像は難解であった。が、中世、近代ドイツ、近代アメリカで生まれた大学のモデルと折衷型が独自進化してきた日本の大学について歴史的な経緯から明らかにされており、この点は理解しやすい。教育という、皆がある程度知識を持ちつつ、ゆえに経験をベースに語ってしまう話題...

最後に提起された、今後の大学像は難解であった。が、中世、近代ドイツ、近代アメリカで生まれた大学のモデルと折衷型が独自進化してきた日本の大学について歴史的な経緯から明らかにされており、この点は理解しやすい。教育という、皆がある程度知識を持ちつつ、ゆえに経験をベースに語ってしまう話題について、本書を読むことで客観的な知識を得て、より責任ある議論ができるようになるのではないか。

Posted by ブクログ

2025/03/23

『一高帝大』って何って思ってたんですよ。 明治や大正、昭和初期の文豪の作品や経歴を見てると、一高-東京帝国大学出身者が異様に多い。『一高』で検索すると後の東京大学教養学部って出てくるけど、一高から東京帝国大学に進学するんじゃないの?東京帝国大学=東大じゃないの?一高があるんだから...

『一高帝大』って何って思ってたんですよ。 明治や大正、昭和初期の文豪の作品や経歴を見てると、一高-東京帝国大学出身者が異様に多い。『一高』で検索すると後の東京大学教養学部って出てくるけど、一高から東京帝国大学に進学するんじゃないの?東京帝国大学=東大じゃないの?一高があるんだから二高や三高もあるよね?と次々と疑問が湧いてきます。おまけに、専門学校や高等師範学校、予備門とか高等女学校とかもあって、どういうパスで進学するのかとか、それぞれの学生が何歳なのかとか分からないことだらけでした。 本書は近代大学の歴史として、第一章で中世ヨーロッパ型、第二章でアメリカ型、第三章で帝国大学型の3種類の大学制度を紹介し、さらに第四章で戦後の帝国大学解体〜大学改革の流れについて解説します。 海外の大学の歴史などほぼ興味はないので前半は流して読みましたが、後半の日本の大学の歴史は意外と面白かったです。前述の僕の疑問は第三章四章を読めばほぼ解決しました。 著者が大学に求めるものが高邁すぎる気はしましたが、意地悪な見方をすれば、その高邁な理想と現実とのズレが面白かったです。

Posted by ブクログ

2025/02/02

中世都市の発祥と大学の関係から国民国家と大学、日本に目を転じると帝国=天皇制官僚養成機関としての(帝国)大学、そして、私立大学の隆盛と国立大学独法化という流れで論じられていました。大学にいながら「大学とは何か」といわれ一言で回答できませんが、本書からは、大学は知のメディアであると...

中世都市の発祥と大学の関係から国民国家と大学、日本に目を転じると帝国=天皇制官僚養成機関としての(帝国)大学、そして、私立大学の隆盛と国立大学独法化という流れで論じられていました。大学にいながら「大学とは何か」といわれ一言で回答できませんが、本書からは、大学は知のメディアであるとの回答が引き出せるのかもしれません。それにしても大学内では古典的には法学が重視されていたはず(学問的に?)。いまの低落感はどうしてでしょう。

Posted by ブクログ