商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 世界文化社 |
発売年月日 | 2011/06/22 |
JAN | 9784418115068 |
- 書籍
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ふたり
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ふたり
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
仕事に追われうつ病になった透と、婚約を破棄され一人で生きていくと決めていたひかる。 ジャズナンバーのかかるコンビニでふたりは出会う。 暖かく切ないラブストーリー。 第1部は、読んでいるのもくすぐったくなるような、甘いふたりの様子。 第2部からは、あれ?と思わされる、5年後のふた...
仕事に追われうつ病になった透と、婚約を破棄され一人で生きていくと決めていたひかる。 ジャズナンバーのかかるコンビニでふたりは出会う。 暖かく切ないラブストーリー。 第1部は、読んでいるのもくすぐったくなるような、甘いふたりの様子。 第2部からは、あれ?と思わされる、5年後のふたりの様子。 気づいてからは、終わりが来るのが嫌だなと思いながら読みました。 ふたりぼっちだった透とひかる。 最後には、健太を含め、多くの人に囲まれた『キャットミント』になっていましたね。 素敵なお話でした。
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読んでいて、自分の傍にいる大切な人をすごくすごく大切にしたくなる優しい本。 読んでる期間がとても幸せだった。 のと、最後の二章分がとにかく泣いた! 小手毬るいらしい世界観とモチーフで、ある種小説ならではなんだけど、とても素敵な作品だった。
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ハードワークからうつになり、人とかかわることが怖くて夜間の工事現場の仕事をはじめ、 昼間のアルバイトに変わるとき、怖さでいっぱいになっていた気持ちがよくわかった。 そこで強くやさしくあった女性はすばらしい。 作中に何度かはいっていた手紙のやりとりがよかった。 男性側からの視点、女性側からの視点、という展開の仕方がおもしろい。 ふたりのあいだに起こるまさかの出来事は、それをはっきりとわからせることなく進み、 彼からの手紙で終わらせたところは「そうきたか!」となった。 つらいとき、人とのつながりは偉大で、そこには思いやり、心遣い、やさしさなどが 気持ちが枯れない泉のようにある。 ”永遠”のあとに読んだこの作品は、るいさんらしいといつもより一層思った。 やわらかな心にふわりと入り込んでくるストーリー、そして切なくて仕方がないのだ。
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