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知覚の正体 どこまでが知覚でどこからが創造か 河出ブックス
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知覚の正体 どこまでが知覚でどこからが創造か 河出ブックス

古賀一男【著】

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知覚の正体 どこまでが知覚でどこからが創造か 河出ブックス

1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2011/06/14
JAN 9784309624327

知覚の正体

¥1,430

商品レビュー

4.3

5件のお客様レビュー

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2021/01/09

「科学を語るとはどういうことか」が超おもろかったので、河出ブックスに期待して読んでみた。が、これは好きじゃなかった。 刺激が同じでも、刺激の受け取り方(主観的な感覚量)が変わる事例を紹介してるってことで、「どこまでが知覚でどこからが創造か」という副題になってるんだと思います。第1...

「科学を語るとはどういうことか」が超おもろかったので、河出ブックスに期待して読んでみた。が、これは好きじゃなかった。 刺激が同じでも、刺激の受け取り方(主観的な感覚量)が変わる事例を紹介してるってことで、「どこまでが知覚でどこからが創造か」という副題になってるんだと思います。第1章、7章、8章で紹介されてる事例は面白い。 第3章〜第6章はちょっと毛色が違くて、スタートは知覚分野の問題提起なんだけどそのあと紹介されてる事例は、その問題から派生した雑談みたいな感じで物足りないし、筆者の考察が浅くてツッコミ入れたくなった。 それと日本語(文章)がいまいちで、読んでて萎えてしまった。言葉は難しくなくて平易なんだけどわかりにくかったり、同じ副詞節が一文に二回出てきたり。。 ブログだと思って読めば(さすがにちょっと極端ですが)、かなり内容充実してて良いかもしれないです。。

Posted by ブクログ

2020/05/27

視覚についての本にしては珍しく視覚の専門家の手による一冊。 宇宙開発にも携わる本物の科学者による知覚の解説が続くのだけど、それだけに「いやそれは知らなかった」「そうだったのか」という驚きの連続で読んでいてとてもたのしい。 ただし「どこまでが知覚で、どこからが創造か」という副題...

視覚についての本にしては珍しく視覚の専門家の手による一冊。 宇宙開発にも携わる本物の科学者による知覚の解説が続くのだけど、それだけに「いやそれは知らなかった」「そうだったのか」という驚きの連続で読んでいてとてもたのしい。 ただし「どこまでが知覚で、どこからが創造か」という副題がついているもののこの問いについてはあまり明確な答えはない。 ネッカーキューブの作者はネッカーではない、というのは知らなかった。 いちばんにおもしろかったのは7章の「奥行きを知覚しているという確信はどこから来るのか」 とくに「中枢で使われなかった情報のゆくえ」が抜群におもしろかった。これは「立体視は両眼で重なっている部分を用いて処理される」というのは誰もが知るところなのだけど、重なっていない部分の情報はどこへいくのか?という実験の計画の話なのだけどワクワクが止まらない。

Posted by ブクログ

2018/01/04

人間の知覚というのは非常に良く出来ていると同時に非常に適当な部分もある。 しかしその正確さと曖昧さのバランスがないと知覚情報過多になってしまう。 重力に関する知覚の話は特に興味深く面白かったです。

Posted by ブクログ

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