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交渉術 文春文庫
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交渉術 文春文庫

佐藤優【著】

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交渉術 文春文庫

781

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2011/06/10
JAN 9784167802028

交渉術

¥781

商品レビュー

4.1

57件のお客様レビュー

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2024/05/29

 『文藝春秋』で連載。交渉方法の解説ではなく、かつて日露間で北方領土交渉(「二島返還、残りは保留で交渉成立寸前)が行われていたときの政府や外務省の裏話を中心に、実際の外交官や官僚がどんな方法で情報を集め、政治的な駆け引きをするのかが赤裸々に書かれている。ハニトラや酒は穏健な方で盗...

 『文藝春秋』で連載。交渉方法の解説ではなく、かつて日露間で北方領土交渉(「二島返還、残りは保留で交渉成立寸前)が行われていたときの政府や外務省の裏話を中心に、実際の外交官や官僚がどんな方法で情報を集め、政治的な駆け引きをするのかが赤裸々に書かれている。ハニトラや酒は穏健な方で盗聴器は知ってても摘発しないのが作法‥流石に暴力的な手段はちょっとグレーなゾーンのことを「合法的な疑い」ということで警察が踏み込んで、「不問にした」を恩を売ってというようなことがよくあるらしい。  それにしても、嘘か真か「(あるアピールのために赤の広場で焼身自殺しろと言われれば/『一晩考えさせてください』と言って、たぶん受け入れる」忠誠心が日頃から試されている。日本の政治家や官僚や外交官って(世襲が多いだけに)意外と優秀なんだなぁと驚く、ただし「公金効果的使用と私的流用の区別がつかない」悪い面も見えてくる。しかし国際外交は継続性が命脈なので彼らに頼らざるを得ない。  日本の首相(橋本・小渕・森)やロシアの大統領(エリツィン・プーチン)などの素顔は、国家を握る責任の重みに耐える怪物といっていいいか。  佐藤は、自分の存在が「ぎりぎり領土返還交渉継続の余地を残した」とする。

Posted by ブクログ

2021/08/29

読み応えあった。通勤往復の車内のみで読んでいたが、丸々1か月間かかってしまった。交渉術というタイトルだが、ハウツー本というよりは、著者の外務省在勤中のエピソードが中心になっており、一連の佐藤優の自叙伝の一つ。改めて、すごい仕事をしてきたことに圧倒された。

Posted by ブクログ

2021/06/29

外交官として北方領土問題の第一線で活躍した著者。 外交官時代の実体験をもとに交渉術が綴られる。 鈴木宗男氏ってのは熱い男だったんだな。 佐藤氏の著作は初めて読んだが、外交官というのは凄まじい仕事なんですね。北方領土問題関係を読んでた流れで手に取ったわけだが。 ここに記さ...

外交官として北方領土問題の第一線で活躍した著者。 外交官時代の実体験をもとに交渉術が綴られる。 鈴木宗男氏ってのは熱い男だったんだな。 佐藤氏の著作は初めて読んだが、外交官というのは凄まじい仕事なんですね。北方領土問題関係を読んでた流れで手に取ったわけだが。 ここに記された交渉術。一般人がhow toものとして気軽に利用できるものではない。外交交渉を覗き見るという意味では楽しい読み物でした。

Posted by ブクログ

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