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硝子の暗殺者 扶桑社ミステリー
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
発売年月日 | 2011/06/02 |
JAN | 9784594064105 |
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硝子の暗殺者
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硝子の暗殺者
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商品レビュー
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残念ながら昨年なくなったアメリカのミステリ作家ジョー・ゴアス氏の作品を読了。原題は"Glass Tiger"で邦題は『硝子の暗殺者』、主人公が 精神科医の診察の後彼の事をGlass Tingerと表するのだが安易に暗殺者と訳していいのかなあ?と疑問を持った。ま...
残念ながら昨年なくなったアメリカのミステリ作家ジョー・ゴアス氏の作品を読了。原題は"Glass Tiger"で邦題は『硝子の暗殺者』、主人公が 精神科医の診察の後彼の事をGlass Tingerと表するのだが安易に暗殺者と訳していいのかなあ?と疑問を持った。まあ翻訳物はそんな例が多いんだけど仕方ないのかな。。内容はFBI物としてもとても面白く楽しめた。
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ジョー・ゴアズの作品は、ずいぶん昔に「ハメット」を読んだぐらい。 二人の狙撃手が主人公の追跡の物語は、書き手のカラーなのか、冒険小説というより、ハードボイルドタッチで展開していきます。
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ストーリーとしては面白かったが、ふたつのネタの絡み具合が中途半端だったので、別々の話を読まされてる気になった。 前半はスナイパーと暗殺者の追跡と攻防。思わせぶりなスタートだったので、キャラに比重を置くのかと思いきやそうでもなく、背後に見え隠れする陰謀も薄ぼんやりしてるだけ。軽い...
ストーリーとしては面白かったが、ふたつのネタの絡み具合が中途半端だったので、別々の話を読まされてる気になった。 前半はスナイパーと暗殺者の追跡と攻防。思わせぶりなスタートだったので、キャラに比重を置くのかと思いきやそうでもなく、背後に見え隠れする陰謀も薄ぼんやりしてるだけ。軽いストレスに耐えつつ、後半の展開に期待する。 後半は陰謀色が濃くなる。荒唐無稽の一歩手前で踏みとどまってる展開に魅力を感じつつも、イマイチのめり込めない。前半でわらわら出てきたキャラクターや構成要素は一向に整理されず、事件の真相にリンクしてより複雑になってくる。 ミステリでもありサスペンスでもあり、ハードボイルドでもあるという、いい意味での八方美人的な雰囲気は好きだが、スマートにまとまっていないので、どうしても不恰好な印象に落ち着いてしまう。ラストですごい展開になってるのだが、その後の顛末についてはスルーだし。他にも気になる点はいくつかあるのだが、決着はついてないみたいだし。あまり深く追求せずに、そのシーンそのシーンを愉しんで読むべき作品なのだと思う。
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