商品詳細
内容紹介 | 一家惨殺事件でたった一人生き残ったフジコ。当時10歳。彼女は欲望のままにその後も十数人の人を殺し、「伝説の殺人鬼」となった。果たしてフジコを殺人衝動に駆り立てるものは何なのか?「あとがきまでが物語」ということで話題になった作品。最後の一文まで目が離せない。 |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2011/05/06 |
JAN | 9784198933678 |
- 書籍
- 文庫
殺人鬼フジコの衝動
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殺人鬼フジコの衝動
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商品レビュー
3.3
836件のお客様レビュー
グロテスクで苦しくて痛々しいけど、ページをめくる手が止まらない。読み終えたらスッキリするのだろうと期待しながら。 ラストまで読んで、なるほどこういう構図だったのか~と納得。 もう一度読むことはないかな。イジメ、虐待が辛すぎました。
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- ネタバレ
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ブクログトップページのおすすめに表示されたのを見て関心を持ち遅ればせながら読みました。 読み終わったあとは混乱してしまった。 えっと、じゃあ犯人はあの人らってこと?? え、そんなことある?でもあのラストだもんね…と、こんな感じでした。 小学校の人間関係の嫌さの表現がすさまじかった。大なり小なりこどもの頃の人間関係の絶対さと窮屈さが濃縮されていて読んでいて苦しくなりそうだった。 そのあとの転落っぷりは、まぁなるほどねといった感じで読み進めたけど、こどもの頃の描写はフジコ側も早季子側も胸糞悪いところがすごかった。
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久しぶりに読みました。 真梨幸子さんの作品の中で一番好きですし、『女のサガ』がこんなにも怖くて気持ち悪くて……心底イヤな気持ちになります(苦笑)それでも時折読み返したくなるから、この作品は恐ろしい。叔母のいう『母親のように~』が洗脳のようで、こういう善意(と本人は思ってる)を押し...
久しぶりに読みました。 真梨幸子さんの作品の中で一番好きですし、『女のサガ』がこんなにも怖くて気持ち悪くて……心底イヤな気持ちになります(苦笑)それでも時折読み返したくなるから、この作品は恐ろしい。叔母のいう『母親のように~』が洗脳のようで、こういう善意(と本人は思ってる)を押しつけてくる人いるよなあ、と。 インタビュー・イン・セルも読むの楽しみ。
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