商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/04/25 |
JAN | 9784101351315 |
- 書籍
- 文庫
草祭
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草祭
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商品レビュー
3.9
96件のお客様レビュー
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草祭 「美奥」という地域で繋がっている連作短編5編です。 幼い頃に偶然迷い込んでしまった異界の空間のお話、「けものはら」。「けものはら」の主人公の同級生が異界の街に迷い込み、そこである役目を担うことになる「屋根猩猩」。「美奥」の成り立ちが語られる「くさのゆめがたり」。全身全霊をかけて臨む「苦解き」のゲームのお話、「天化の宿」。訪れる人の記憶が影響を与えるという町「朝の朧町」。 「夜市」ですでに完成されている独特の語り口を使って様々なアイデアが盛り込まれた幻想譚。これが恒川氏の作家としての限界なのでしょうが、その職人のような技に今後も触れたいと竹蔵は思います。 できれば、異界の空間をもっと緻密にもっと壮大に描くシリーズを期待します。 竹蔵
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美奥という土地が舞台の短編集 恒川さんの作品は、不思議で懐かしくもあり なんと表現したらいいのか分からないような ふわふわした気持ちになります 現実と異界の境界 本当にこんな事があるんじゃないか こんな場所があるんじゃないかと思わせる ワクワクします けものはら 星4 良かった 好きな感じ 屋根猩猩 星4 話が軽く繋がってるのも楽しい これもとても好み くさのゆめがたり 星3 美奥=美しい山奥 なるほど 天下の宿 星2 ちょっと難しかったかな 朝の朧町 星2 香奈枝さんは美奥に行き、美奥の人と 結婚して、その人との間にできた子供が けものはらにでてくる佐藤愛か
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恒川さん2冊目読破 読書中は幻の中にいるような感覚。そう言えばあのシーンはどこの短編集だっけとペラペラめくるが見つからず。違う本なのか?それともそのシーンそのものが幻だったのか。まあ良いやと読み進めながらもズボズボ沼にハマっていく感覚。私の好きなスタイルをとことん書き続けてくださ...
恒川さん2冊目読破 読書中は幻の中にいるような感覚。そう言えばあのシーンはどこの短編集だっけとペラペラめくるが見つからず。違う本なのか?それともそのシーンそのものが幻だったのか。まあ良いやと読み進めながらもズボズボ沼にハマっていく感覚。私の好きなスタイルをとことん書き続けてくださる恒川さんに出会えてよかった。
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