商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2011/04/25 |
JAN | 9784087713961 |
- 書籍
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紫式部の欲望
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紫式部の欲望
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商品レビュー
3.6
35件のお客様レビュー
源氏物語を作者の紫式部の隠れた欲望の表れとして、読み解いたエッセイ。 軽めに、現代の女性が抱きそうな感覚で書かれているので、サラサラと読み通せた。 紫式部に対する観察眼が鋭く、心の中のもやっとした意地悪さだったり、妄想や、願いをを物語の中に吐き出しているという考察に、なるほど...
源氏物語を作者の紫式部の隠れた欲望の表れとして、読み解いたエッセイ。 軽めに、現代の女性が抱きそうな感覚で書かれているので、サラサラと読み通せた。 紫式部に対する観察眼が鋭く、心の中のもやっとした意地悪さだったり、妄想や、願いをを物語の中に吐き出しているという考察に、なるほどなと思わされた。 現代女性は光源氏のキャラに、いい印象は抱かない人が多いように思うが、男性は、どう感じるのだろうかとも思った。 筆者は、光源氏は、精神を少々病んでいるのではないかと最初は思ったそうだが、原文を辞書を引きながら読み解き、その面白さを直に知ったという。 原文を読む気には、なれないが、また現代語訳の源氏物語を読んでみようという気になった。
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『源氏物語』は紫式部の希望を散りばめた作品、ですね。 紫式部さんは、意地の悪い方でもありますね。おかげで、面白い小説になりました。 1000年経っても読みつがれるなんて、まだまだこれから先も読みつがれていきますね。
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「はじめに」でいきなり出会った「まがまがしい」という形容詞。昔から、それこそ『あさきゆめみし』の少女時代から、光源氏の漁色に対して感じてた、気持ち悪さ。膝ポン。そう、正にコレでしょ。さて、小見出しの「…したい」に紫式部の鬱屈した思いを解説している体を装いつつ、実は現代女子の「ある...
「はじめに」でいきなり出会った「まがまがしい」という形容詞。昔から、それこそ『あさきゆめみし』の少女時代から、光源氏の漁色に対して感じてた、気持ち悪さ。膝ポン。そう、正にコレでしょ。さて、小見出しの「…したい」に紫式部の鬱屈した思いを解説している体を装いつつ、実は現代女子の「あるある」が炸裂。面白かったー。 ところで光源氏の二大タブーって、最初に気づいたのは寂聴さんなんですね。さっすがー。
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