商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2011/03/10 |
JAN | 9784591121580 |
- 書籍
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野
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商品レビュー
3
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「ベージンの野」 山道に迷うシーンが良かった。 ああ、こうやって人は奥へ奥へと入って行ってしまうのかもしれない。 そんな風に思った。 少年たちが野営をしているのは、なんだか幻想的だった。 普通は大人が一人くらいはいそうなものだけれど。 妖精や幽霊が、普通に共存している。 生活に食...
「ベージンの野」 山道に迷うシーンが良かった。 ああ、こうやって人は奥へ奥へと入って行ってしまうのかもしれない。 そんな風に思った。 少年たちが野営をしているのは、なんだか幻想的だった。 普通は大人が一人くらいはいそうなものだけれど。 妖精や幽霊が、普通に共存している。 生活に食い込んで、影響を与えている。 人が死んだり狂ったりすることが、日常にある世界なのだな、と感じた。 少年の若さと美しさも感じられた。 「星」 清く美しい一夜。 手の届かない憧れの女性を、大切に守る姿に、清らかな気持ちを感じた。 満点の星空と、女性と、羊飼いの気持ちが、どれも美しく瞬いているようで、とてもロマンチックだった。 「誇りを汚された犯罪者」 それでも、やはり、出だしの見栄と欲望が間違いだったのだ、と私は思う。 金がないのに、金で女の気をひこうとしたことが、間違いだ。 そういう人間は、この先もずっと、同じことをするのだ。 自分の足元から、できることからコツコツと積み上げていくという、努力することができない。 赦されると思うのは、図々しい。 愚かだ。
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ベージンの野* 農村ののどかな雰囲気が漂っていていて、 なんだかおかしいなーと思ったら、 魯迅の狂人日記と勘違いしていたというwww 初恋とは全くテーマが違って、 ツルゲーネフのイメージがちょっと変わりました。 星* 「野」のテーマにふさわしい一編。 何故かスーホの白い馬を思い...
ベージンの野* 農村ののどかな雰囲気が漂っていていて、 なんだかおかしいなーと思ったら、 魯迅の狂人日記と勘違いしていたというwww 初恋とは全くテーマが違って、 ツルゲーネフのイメージがちょっと変わりました。 星* 「野」のテーマにふさわしい一編。 何故かスーホの白い馬を思い出しました。 星の配置のイメージがちゃんとわかなかったので、 もう一度読みます(笑) 誇りを汚された犯罪者* シラーって小説も書くんですね。 この3編のでは一番面白かったと思いますが、 無機質な文章の印象のせいか展開が早く感じられました。 犯罪者にしては良心的過ぎて、説得力に欠ける様に思いました。
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