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いっぺんさん 文春文庫
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いっぺんさん 文春文庫

朱川湊人【著】

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いっぺんさん 文春文庫

748

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商品詳細

内容紹介 1回だけ願いを叶えてくれる神様とは・・・。ノスタルジックな雰囲気にも涙が。
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2011/02/10
JAN 9784167712044

いっぺんさん

¥748

商品レビュー

3.9

31件のお客様レビュー

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2022/03/16

9(続きもあるので8)からなる短編集 優しく温まる作品もあるがほとんどがゾッとする怖い話 特におすすめなのが二作 「蛇霊憑き」 妹が病気の治療後おかしくなり蛇になったと言い出す、なぜその妹が死んだのか? 「山から来るもの」 主人公はクリスマス母親とその愛人のことを思って祖父母の家...

9(続きもあるので8)からなる短編集 優しく温まる作品もあるがほとんどがゾッとする怖い話 特におすすめなのが二作 「蛇霊憑き」 妹が病気の治療後おかしくなり蛇になったと言い出す、なぜその妹が死んだのか? 「山から来るもの」 主人公はクリスマス母親とその愛人のことを思って祖父母の家に行く祖母のおかしな行動と夜見たものはそして私の居場所はどこにあるのか最後の祖母の一言に注目!!

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2021/11/13

'21年11月13日、読了。 本作でも、また、やられてしまった…朱川湊人さん、素晴らしい! 特に印象に残ったのは、「磯幽霊」「磯幽霊・それから」「八十八姫」の3作でした。以下、少しネタバレかも…未読の方、ご注意を! 「磯幽霊」の2作…なんと悲しく、そしてなんと恐ろ...

'21年11月13日、読了。 本作でも、また、やられてしまった…朱川湊人さん、素晴らしい! 特に印象に残ったのは、「磯幽霊」「磯幽霊・それから」「八十八姫」の3作でした。以下、少しネタバレかも…未読の方、ご注意を! 「磯幽霊」の2作…なんと悲しく、そしてなんと恐ろしい物語か!人間が、ここまで残酷になり得るのか? 「八十八姫」も…同じような感じでしたが、ラストに少し、救われたかな。哀しみと優しさが絶妙にまざり合う、まさに僕が思う「朱川さんらしい」小説でした。 「小さなふしぎ」「山からくるもの」等等、全作品がとても満足できる短編集でした。

Posted by ブクログ

2021/10/22

9つの短編集。 「いっぺんさん」表題作、 「コドモノクニ」  冬「ゆきおんな」 春「いっすんぼうし」  夏「くらげのおつかい」 秋「かぐやひめ」 「小さなふしぎ」「逆井水(さからいみず)」 「蛇霊(じゃれい)憑き」「山から来るもの」「磯幽霊」 「磯幽霊・それから」「八十八姫(やそ...

9つの短編集。 「いっぺんさん」表題作、 「コドモノクニ」  冬「ゆきおんな」 春「いっすんぼうし」  夏「くらげのおつかい」 秋「かぐやひめ」 「小さなふしぎ」「逆井水(さからいみず)」 「蛇霊(じゃれい)憑き」「山から来るもの」「磯幽霊」 「磯幽霊・それから」「八十八姫(やそやひめ)」 昭和的な夢と希望と願いと絶望が詰まったお話。 セピア色って言うけれど、確かに懐かしい小物や行事は 出て来るけれど、本当はもっと埃臭くて残酷です。 生贄にされる子供を必死に騙す大人と、 それぞれの安堵と絶望・・・ 理不尽な迷信と欲の矛先はいつも子供だったりする。 その対比が大きいからこそ、子供の純粋さが際立つ。

Posted by ブクログ

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