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平行植物
2,420円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 工作舎 |
| 発売年月日 | 2011/01/01 |
| JAN | 9784875024354 |
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平行植物
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商品レビュー
3.8
15件のお客様レビュー
『スイミー』で有名な絵本作家レオ・レオーニさんによる『平行植物』という植物に関する書物。 植物のイラストもあり、詳細な学術誌のようですが、全て平行植物に関する記述、品種名・人名などは、レオーニさんの空想ということでとてつもない驚きでした。 だって、疑いの余地がないほど、詳細でリア...
『スイミー』で有名な絵本作家レオ・レオーニさんによる『平行植物』という植物に関する書物。 植物のイラストもあり、詳細な学術誌のようですが、全て平行植物に関する記述、品種名・人名などは、レオーニさんの空想ということでとてつもない驚きでした。 だって、疑いの余地がないほど、詳細でリアルな記述。 読めば読むほど、空想であることが信じられなくて、こんな世界をつくりあげることのできるレオーニさんの想像力と創造力に畏怖の念を抱きます。 自分頭の中の想像の世界がどんなに小さくて狭いかと思い知らされました。 絵本の世界の奥にはもっともっと深くて広い空想の世界があるのだろうな、とスイミーの世界の奥の広がりに気づかされる読書体験でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
"「物には内側の風景と外側の風景があることをわれわれは認めようとしない。どうするかといえば、太陽の光を受ける物の表面をそのまま、物の内側に移して考えるのだ。だから内側にありながら、ありもしない光に照らされているという途方もないことになる。身体の内部を想像するときもこれと同じことをしている。つまりそこにあるのは、よく知り尽くしているパレット上に血の赤と胆汁の緑色が混ざり合った多彩の風景画のようなものだ。悪魔が乗り移った証拠に体内にはまっ黒な器官があるのではないか、われわれの中枢器官の内部に再び光を取りもどすには強いエクソシズムの力が必要なのではないか、と考えるのが関の山である。物の内部を一筋の光も通らない暗黒の世界と考える人は、救いがたい抑鬱症患者と診断されかねない。だがわれわれの真の神経的欠陥とは、物をあるがままに見て、それを受け入れることができないことなのだ」" p.147 『鼻行類』のなかまとして紹介されていたが、巻頭のイラストとその解説文を見た印象としてはクトゥルー神話のなかまと感じられた。本文中にはそのような記述はなかったが、一箇所だけ、悪戯心をのぞかせたかのようなほのめかしがあり、著者はたぶんクトゥルー神話を知ってるなと思わせらた。 さて。 民明書房的な戯言諧謔は、週一のコラムならば存分に楽めるが、ハードカバー1冊の分量ははっきりいってキツい。 このような諧謔の書を読むには多大な精神力を要する。極論すると1冊まるまるダジャレなわけで、そもそもダジャレを受け入れがたい体質であれば、まあまあの試練ではある。 本質的には科学を知らない作家が、自身の経験と想像力により構築した博物学を物語っている。著者が登場人物に投影しているのはおそらく人文学者で、しかしその人物らのロールは博物学者なのだ。知らないものは書けないというのは、こういうこと。騙されてくれる読者しかついてきてないということ。最終的には、本職の前で論破される論破王のさだめ。 西洋の自然に対する姿勢。キリスト教圏の自然科学者は信仰の有無を問わず、無意識にキリスト教の影響から免れていないように感じられる。神が人間に自然の支配を許したので、自然に対して上から目線である。博物学的見地ですらそのフィルター越しに蓄積されてきた。本書はその態度を揶揄しているのか。単なる観察の結果か。作家が無意識のうちにもつ自身の姿勢が表出してしまってたのか。 科学を文学の言葉で語るとテツガクモドキになる。そんなノリ。 ジークアクス由来で読んだが、ゼクノヴァ砲製造責任者?であるレオ・レオーニの名以外に関連を思わせるものはない。ア・バオア・クーに相当するフシギ感をまとわせたかったのであろうか。メマイトッキという平行植物をカメラで撮影すると被写体のあたりは白くぼやけるという。肉眼では観測可能な被写体について、電子機器を通じて光学観測した場合には干渉するらしいミノフスキー粒子の振る舞いを思わせる。 アークナイツのサーミの奥地で発見された実体のない花を思い出す。フシギネという平行植物は時間が停止した状態にあり、摘もうとすると気化してしまうという。その点ではサーミの根のない花と異なる。本文中では、時間の静止は必ず空間の静止状態を伴うと定義されている。 「時間の静止は必ず空間の静止状態を伴う」というと、シンエヴァのL結界が思い出される。赤く染まって、空中に浮かんだままの電車っぽいものとか。アンチLシステムによってリリンが活動できる空間が確保されるとのことだが、大地に打ち込んだアンチLシステムが対流圏まで効果を及ぼしているのを不思議に思ったものだ(空の色は対流圏で決まるそうな。村の空の色は青かったので、アンチLシステムは対流圏まで効果を及ぼしていることになる)。 都合よく効果が発揮される世界なので、考えるだけ無駄だが。
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一つの種(?)を創っちゃう。その創造力に脱帽。レオ・レオニは『スイミー』だけじゃない。デザイナーとしてもすぐれていたんだよね。視覚的なものだけじゃないデザイナーだったんだ。
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