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スイートスイーツショコラ 徳間文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2011/02/03 |
JAN | 9784198933142 |
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スイートスイーツショコラ
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スイートスイーツショコラ
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
多分小説好きには評価が低いのかも知れない。何故ならあまりにも普通な人々がそこに居て、特別なドラマチックな演出もない。漫画やラノベにありそうな感じ(笑) しかし、きちんと広げた点と点を丁寧に繋いでくれている。程よいご都合主義。どちらも小説には大切な加減。本書はそんな小説です。
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食べるのが好きな女の子、ベジタリアンと結婚していた男 美味しいチョコを食べてほしいと思う女。 軸はお店の名前? でしょうか?? 最後の話で、ちらちら出てくるお菓子の店が出てきますが それまでは特に関連性なく? 最後に、今まで出てきた人達やら名前やらが ひょっこり顔を出してきます...
食べるのが好きな女の子、ベジタリアンと結婚していた男 美味しいチョコを食べてほしいと思う女。 軸はお店の名前? でしょうか?? 最後の話で、ちらちら出てくるお菓子の店が出てきますが それまでは特に関連性なく? 最後に、今まで出てきた人達やら名前やらが ひょっこり顔を出してきます。 煙草を吸うと味覚がおかしくなる、のは確かだと。 味の濃いものを好んでいる気がします。 やはり、鈍感になってくるのかと。 2話目はいい感じに終わっていますが、続く3話目での 彼女の台詞を考えると、遅かった? そんな3話目ですが、現実と理想でぐるぐるな女性。 悩む姿が、最後の状態がうわぁ…ですが とにかくチョコが食べたくなってくる過程です。
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登場人物と舞台を連携させた連作短編3編。てっきり長編1本だとおもってたので、意外性を覚えたが、別にだから良いだの悪いだのということじゃなくて。 昔はそんなこと思いもしなかったのだが、近年、甘い物が大好きで、それも洋菓子系。でも、洋菓子とはいっても、気軽に近づけるものもあれば、かな...
登場人物と舞台を連携させた連作短編3編。てっきり長編1本だとおもってたので、意外性を覚えたが、別にだから良いだの悪いだのということじゃなくて。 昔はそんなこと思いもしなかったのだが、近年、甘い物が大好きで、それも洋菓子系。でも、洋菓子とはいっても、気軽に近づけるものもあれば、かなり手強い物もあって、手強い方の代表がチョコレートかな。これは、たとえば、タンニンの強い赤ワインや、コーヒーと言えばエスプレッソというような指向と同じでしょう。それで、つまるところ、嵌まると深い。 そういう意味では、嵌まっていない人の代表格で描いた、嵌まっていないが故の開放感というか、インファントネスを描いたストーリーが1話目、そういう指向というものは、どこまでも他人と共有できないものであって、そのことを、誰が悪いといっても仕方が無いこと、というようなストーリーが2話目(実は、この話がとっても秀逸と感じたのですがね)。そして、最後に、世界を知ってしまった姫君の、孤独な苦悩を描いた3話。とはいえ、この人が苦しんでいるのは、その快楽に身をゆだねるばかりでは居られないが故ですけれどね。ただ、その苦悩を実感するには、チョコレート、いや、日本にあふれてるところの、彼女が魅了されてしまった世界を含まない一般的なチョコレート観に基づくそれと区別するために、作中ではフランス語を持ち出してショコラと表現される、そのショコラへの愛、渇望、希求といったものをいかにリアルに感じるか、というところがポイントですね。故に、全体を彼女の話で構成すると、ついて行けない人多数だろうし、その独善性に反発も覚えるでしょうが、ついていけない人のためには、愛子を、独善性というのとはちょっと違うんですよ、と理解して貰うためには、優花を、それぞれ配したのかな?褒めすぎか。 個人的には、これに対置するに、男どもの肉への愛(あ、そういう意味じゃ無いよ)を持ってきたのが面白かったというか、腹が減るだろうこんにゃろめ!
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