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人は、永遠に輝く星にはなれない 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2011/02/03 |
JAN | 9784094085884 |
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人は、永遠に輝く星にはなれない
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人は、永遠に輝く星にはなれない
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商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
「医療相談室」―そこは、生・老・病・死がせめぎあう所。頚髄を損傷し、自暴自棄からリハビリを拒否し続ける男性入院患者。幼い息子の医療費免除をヒステリックに訴える母親。何不自由ない暮らしに不安を覚え、通院を繰り返す老女。半身麻痺の夫の退院を拒む裕福な妻。本名も年齢も語ろうとしないイン...
「医療相談室」―そこは、生・老・病・死がせめぎあう所。頚髄を損傷し、自暴自棄からリハビリを拒否し続ける男性入院患者。幼い息子の医療費免除をヒステリックに訴える母親。何不自由ない暮らしに不安を覚え、通院を繰り返す老女。半身麻痺の夫の退院を拒む裕福な妻。本名も年齢も語ろうとしないインテリ風のホームレス。突然のガン宣告を受けたあと、一度だけその部屋を訪れた独身のキャリアウーマン…。そして、またひとりのクライアントがこの部屋を訪れる。西原寛治、87歳。医療ソーシャルワーカー・猪口千夏は、枯れてなお狂おしいまでに燃え続ける、人生最後の命の明滅を見つめることになる。
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医療ソーシャルワーカーが主人公の話。 様々な悩みや病気を抱えた人が相談にくる 病院の相談室と言った部署。 実際の医療現場で、どのように運営されているかわからないが、患者にとっては必要なのだろうと思う。 ただ、この話みたいな対応は難しいだろう。
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MSWの葛藤、医療ソーシャルワークとは何か、クライエントの抱く気持ちについてよく表現された作品。 はっきり言って、医療ソーシャルワークは本当に難しい。人が退院後にどのように病とともに人生を歩むのかを左右するからである。限られた時間で、クライエントと共に考えていかなければならない。...
MSWの葛藤、医療ソーシャルワークとは何か、クライエントの抱く気持ちについてよく表現された作品。 はっきり言って、医療ソーシャルワークは本当に難しい。人が退院後にどのように病とともに人生を歩むのかを左右するからである。限られた時間で、クライエントと共に考えていかなければならない。責任の重い仕事である。しかも、依然としてMSWの知名度は低く1病院にMSWは3人いれば良い方。千夏みたいに1人で外来、入院患者の相談にのるMSWも多い。もやもやしたり、クライエントや他職種とうまくいかなかったり…作中にはそんな場面も出てくる。MSWも人間である。決して聖職な訳ではない。そんなことを教えてくれる気がした。現実はもっとシビア。それでも、MSWたちが仕事を続け、MSWの知名度をあげようと声をあげているのは、それほどにMSWの仕事が魅力に溢れたものであるからである。私はそれをもっと知ってもらいたい。
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