商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | エンターブレイン/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2011/01/29 |
JAN | 9784047270312 |
- 書籍
- 文庫
バカとテストと召喚獣(9)
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バカとテストと召喚獣(9)
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商品レビュー
4.2
38件のお客様レビュー
おバカ成分控えめな試召戦争の顛末とその後
前巻から続くCクラスとの試召戦争の後編。久し振りに思えなくもない“戦時”中心の内容となっており、図解もふんだんに盛り込む拘りとサービス精神(?)で雄二の作戦内容を示しつつ今回の顛末を最後まで描いている。これまでと比べて敵方に策謀の要素が強く、他のクラスも巻き込むような展開もあって...
前巻から続くCクラスとの試召戦争の後編。久し振りに思えなくもない“戦時”中心の内容となっており、図解もふんだんに盛り込む拘りとサービス精神(?)で雄二の作戦内容を示しつつ今回の顛末を最後まで描いている。これまでと比べて敵方に策謀の要素が強く、他のクラスも巻き込むような展開もあって、単にクラス同士がぶつかり合うだけでない幅広さと奥深さがあったように思う。その代わり、複雑さが増したことで状況が若干把握し辛かったり、戦術に重きをなしたことでバトルそのものは意外に少なかったりもしたが、たまにはこんな『バカテス』も悪くない。 指揮をとる雄二と、訳あって別行動となった明久とで視点を分けて今回の試召戦争、とりわけCクラスの思惑を炙り出す構成となっているが、結果的に全てが繋がるとはいえ、あちらこちらに赴く形となった明久のターンは少し冗長な気もした。まぁ、最後にきっちり盛り上げるクライマックスでアツいところを見せているので結果オーライではあるが。ただ、このような展開ではある程度致し方なしとも思うが、心情描写というか独白的な語り口を前面に出した手法では、本シリーズ最大の持ち味であるキャラ同士のおバカなやり取りが少なくなってしまい、この点において面白味に欠けると判断されてしまう部分もあるだろうなと思った。それでも次巻への引きに繋がる最後のシーンで急におバカなセリフのやり取りが出てくるところを見ると、作者のモチベーション低下やネタ切れといったことではなく、やはり今回はこういう作風ということであろう。 実は今回モーレツな頑張りを見せた姫路さんに絡む展開がこの後に続きそうであり、さらにはこれに絡んできそうな謎の少年と明久が途中で遭遇もしている。そして、もっと言えば最後の最後にFクラスもまた謎の行動をとっている。これら多くの伏線が今後どのように回収されていくのか。様々な期待を抱かせる謎を多く残した結び方である。
DSK
いよいよ激化してきた試召戦争。 色んなクラスとの陰謀渦巻く戦いが多く繰り広げられている。恋も各自新しい展開を見せている。このまま最後まで突き進むのか?
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Cクラスとの試召戦争のお話。試召戦争の作戦のがメインであり、戦略の話が色々と登場して今までとは違った面白さがあった。後、全編に渡って、瑞希の奮闘っぷりがなんとも健気。 また、最後のシーンは色々と胸熱だろう。バカテスここ数巻の中でも、最も盛り上がりのあった作品であったと思う。
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