商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2011/01/14 |
JAN | 9784003279717 |
- 書籍
- 文庫
弓と竪琴
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弓と竪琴
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
民俗学の本かと思ったら詩論(著者も詩人)。 難しいので、途中から雰囲気だけ読む。愛と宗教と詩は飛躍とのこと。 いろいろ出てきて、詩も読んでみようかと思わせる。
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ポエジーについて、エッセイ集。 散文と韻文。 ドイツロマン主義、シュールリアリズム。 分析的、科学的、論理的。 魔術的、情的、自然的。 都市と田舎。
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詩論であるから、いかにも論理的に書きましたという部分はとても退屈で所詮他人事だからどうでもいい。ところが、詩人がかわいいのは、ほとんど論理的というよりは感覚的な飛躍をしてしまいそうになるのを「いやまて、これは詩論なんだ」とおさえようおさえようとするような全体。全体的に、最初は退屈...
詩論であるから、いかにも論理的に書きましたという部分はとても退屈で所詮他人事だからどうでもいい。ところが、詩人がかわいいのは、ほとんど論理的というよりは感覚的な飛躍をしてしまいそうになるのを「いやまて、これは詩論なんだ」とおさえようおさえようとするような全体。全体的に、最初は退屈にお硬く始まるのだが(「どうだ、これは難しい詩論だぞ」)、だんだんおさえきれなくなって、たとえば、真の孤独とは「自らの存在から離れていること、二つになっていることである」[p224]などというに及んで、釣り上げられて陸でのたうちまわる魚のようになる。それに比べれば、山口昌男の巻末の解説がご立派で(退屈、マニアック)、非作家と作家の違いがよくわかる。
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