商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | くもん出版 |
発売年月日 | 2010/12/24 |
JAN | 9784774318851 |
- 書籍
- 児童書
アンネの木
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アンネの木
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商品レビュー
4.7
10件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アンネ・フランクの隠れ家の前のマロニエの木は、アンネの日記にも登場する。アンネが見上げた空を背に、アンネを見守っていたその木。 あってはならない理不尽を思い、胸が締め付けられる。
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アンネのアムステルダムの隠れ家のあった場所に植えられていたマロニエの木の目線で語られる第二次世界大戦の時の様子が詩のような文章で綴られる。はじめて私が 「アンネの日記」を知ったのは私が小学校の時だった。あまり物を知らなかった私はナチスドイツに迫害されてきたユダヤ人の歴史もほとんど...
アンネのアムステルダムの隠れ家のあった場所に植えられていたマロニエの木の目線で語られる第二次世界大戦の時の様子が詩のような文章で綴られる。はじめて私が 「アンネの日記」を知ったのは私が小学校の時だった。あまり物を知らなかった私はナチスドイツに迫害されてきたユダヤ人の歴史もほとんど知らずに教科書か何かにあったアンネの日記の一部を読んだのがはじめでした。その後学年を重ねていくうち完訳の物や他の物語や本屋で見つけた「我が闘争」まで読むにいたりました。この絵本が小さい頃の私が手に取っていたなら、大まかな時代状況の理解に一役かっていただろうなー。何にもしらずにアンネの日記の一部を教科書で触れるより、はるかに感動があっただろうと思いました。このマロニエの木の苗が日本にも植えられた、とのことです。
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「私は、オランダのアムステルダム市、 プリンセンフラハト263番地の裏庭に 植えられた、一本のマロニエの木…。」 語り手は、樹齢150年以上になるマロニエの木で、"隠れ家"にやってきたアンネ・フランクの生活の様子を話し聞かせてくれます。 わたしたちのマロ...
「私は、オランダのアムステルダム市、 プリンセンフラハト263番地の裏庭に 植えられた、一本のマロニエの木…。」 語り手は、樹齢150年以上になるマロニエの木で、"隠れ家"にやってきたアンネ・フランクの生活の様子を話し聞かせてくれます。 わたしたちのマロニエの木は、 上から下まで全身が花ざかり。 葉っぱもみごとにしげっていて、 去年よりもずっときれいです。 アンネは「雪に閉ざされる寒い冬のあとには、命のはじける春がかならずやってくる」と信じ、生きる希望を捨てませんでした。 マロニエの白い可憐な花に見入りながら次のページを開くと、空からは砲弾の雨、アンネたちの元には武装警官が現れて、メッセージ性の強い絵に身のすくむ思いがしました。 アンネたちが連れ去られた日を年老いたマロニエの木はどんな思いで見つめていたのでしょうか。苗木が日本に送られていたことを知り会いに行きたくなりました。命を繋いだ苗木のように、この絵本が沢山の人の手に届いてほしいと思います。
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