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津軽百年食堂 小学館文庫
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津軽百年食堂 小学館文庫

森沢明夫【著】

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津軽百年食堂 小学館文庫

701

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2011/01/07
JAN 9784094085822

津軽百年食堂

¥701

商品レビュー

3.9

76件のお客様レビュー

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2024/10/01

津軽にある食堂の始まりとこれからのお話。 100年以上続いているお店いっぱいあってすごい。それぞれのお店には数え切れないほどの思い出があるんだろうな。青森へ行って本場の津軽蕎麦を食べてみたい。

Posted by ブクログ

2024/06/09

青森を舞台にした四世代に渡る食堂のお話。 第一章では、明治時代に店を始める前の初代・賢治と、現代(平成)の陽一の動きがリンクして物語が進む。 内気な性格の賢治と陽一が、一人の女性に恋をして、でも一歩が踏み出せない、そんなもどかしさが同時進行で描かれる。 この描かれ方が、血のつなが...

青森を舞台にした四世代に渡る食堂のお話。 第一章では、明治時代に店を始める前の初代・賢治と、現代(平成)の陽一の動きがリンクして物語が進む。 内気な性格の賢治と陽一が、一人の女性に恋をして、でも一歩が踏み出せない、そんなもどかしさが同時進行で描かれる。 この描かれ方が、血のつながりや運命を感じさせる。 第二章以降は、陽一が店を継ぐかどうかも含めて、自分の将来に悩む姿が描かれる。 同郷で恋人の七海も、実家に婿養子を呼ぶことを期待されている立場で、そんな七海との将来像もモヤモヤとして何とももどかしい展開が続く。 それでも読み切った後には、世代を超えた人との繋がりの温かさが胸に沁みわたる。 この物語は、単にひとつの食堂の歴史を語るものではなく、大森家を見守ってきた周りの人々との友情物語でもあった。 プロローグの3代目・哲夫の言葉が、読了後にじんわりと効いてくる。 「何もない平凡な一日を淡々と過ごせることが、実はどれほど幸福でありがたいことであるか。」 自分がここに生きているということは、父母・祖父母・曽祖父母、さらにその前の世代が、ずっと命のバトンを繋いできてくれた証である。 そしてこの平凡な毎日の幸せは奇跡であるということ。そんなことを、この言葉を噛み締めながら、じんわりと考える。

Posted by ブクログ

2024/04/19

森沢明夫さんの作品はどれを読んでもただただ楽しかったです。 弘前の食堂を舞台にした四世代の物語です。 二代目がちょっと問題のある人のようでしたが、それは何故なのかももう少しお話が書かれていたらもっと面白かったのではと個人的には思いました。 こんなに引き込まれるように読み終えてしま...

森沢明夫さんの作品はどれを読んでもただただ楽しかったです。 弘前の食堂を舞台にした四世代の物語です。 二代目がちょっと問題のある人のようでしたが、それは何故なのかももう少しお話が書かれていたらもっと面白かったのではと個人的には思いました。 こんなに引き込まれるように読み終えてしまうのは、目の前で登場人物を見ているような気持になるからでしょうか。 やっぱり森沢明夫さんの作品は好きです。

Posted by ブクログ

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