商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2010/12/09 |
JAN | 9784048701235 |
- 書籍
- 文庫
さくら荘のペットな彼女(4)
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さくら荘のペットな彼女(4)
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商品レビュー
3.8
24件のお客様レビュー
ラヴコメ風味たっぷりな次巻以降への伏線的内容
文化祭のゲリラ上映からクリスマス・イヴまで進む第4巻。思いの外時の流れが早い気がした。この調子で今後も進むなら次巻辺りで3年生が卒業してしまいそうだが、少なくとも仁と美咲の今後に一波乱ありそうなのでそんなこともなかろう。仮にこのままの勢いで新学期を迎えたら、空太(妹)の優子が入学...
文化祭のゲリラ上映からクリスマス・イヴまで進む第4巻。思いの外時の流れが早い気がした。この調子で今後も進むなら次巻辺りで3年生が卒業してしまいそうだが、少なくとも仁と美咲の今後に一波乱ありそうなのでそんなこともなかろう。仮にこのままの勢いで新学期を迎えたら、空太(妹)の優子が入学してくる可能性が否定できない、というか、むしろアリだと思うので、相変わらずの超絶兄ラヴな優子@さくら荘を見てみたいところでもある。これはこれで面白いと思う。 前半の文化祭と後半のクリスマス関連とに分かれた構成にあって、今回はやけにラヴコメ風味が利いていたように思う。とりわけ第2章などは青春群像劇よろしくあっちこっちで男女が想いを溢れさせ、時に決然と行動に出たりもしている。美咲も決意を新たにしている。前巻からの続きでましろの想いを考えあぐねる空太は終始悶々としているのだが、ちょっとしたすれ違いからギクシャクしてしまったましろとの関係を修復していく過程で2人の距離は少し縮まったようである。不器用なましろの健気さが出ていたが、今回は何気に七海がいい味を出していた。取りとめのない会話の後でさり気なく漏らす本音が実に可愛らしかった。 今回は千尋先生にもスポットが当てられており、学生時代のことが出てきたかと思えば、悩める空太少年にアドバイスを贈る一幕もあった。誰もが理想を胸に抱きながら、これを誰もが実現できる訳でもないという挫折と、これにどう折り合いをつけていくかという妥協の現実的な正論であり、物事を多面的に捉える大人の言ではあるが、真っ正直に突っ走れるのは若いうちだけなんだから、今は思いっ切りぶつかりなさい、問題に目を背けず体当たりしなさいと逆説的に捉えるべきかな?と思えるものでもあった。従前よりは少なめだったが、若者に伝えたい作者からのメッセージが今回もピリリと利いている。
DSK
文化祭で定番のラブコメと仁、美咲が段々シリアス展開に。 七海のツンデレがどんどん目立ってきた。 成功者は何度失敗しても諦めずに挑戦し続けた。等、ラブコメの合間にさらっと自己啓発的な良い言葉が散りばめられています。
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気づかないんじゃなくて、気づいてるけど受け止めきれなくて、気づいてないようなふりしてる。 でもそれは、傷つけるよ。取り返しのつかないことも呼び込むよ。 ちゃんと受け止めて断った七海さんが一番誠実だと思うよ。
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