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季節風 春 文春文庫
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季節風 春 文春文庫

重松清【著】

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季節風 春 文春文庫

803

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2010/12/02
JAN 9784167669102

季節風 春

¥803

商品レビュー

4

77件のお客様レビュー

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2024/04/30

普段はミステリーばかり読んでいる私には新鮮な作品でした。 家族のエピソードには自分も親を大切にしないといけないな…とほんのり心が痛くなりました。 1番好きだったのは【せいくらべ】でした。 自分も長女なので、子どもなのに大人みたいに気を遣うお姉ちゃんの気持ちは私もよく分かったし、...

普段はミステリーばかり読んでいる私には新鮮な作品でした。 家族のエピソードには自分も親を大切にしないといけないな…とほんのり心が痛くなりました。 1番好きだったのは【せいくらべ】でした。 自分も長女なので、子どもなのに大人みたいに気を遣うお姉ちゃんの気持ちは私もよく分かったし、だからこそ隣のお姉さんの優しさに涙が溢れた。 優しい気持ちになれる素敵なお話ばかりでした。 もう少し季節が進んだら、夏編も読んでみたいです。

Posted by ブクログ

2024/02/10

 思わずほろりと来てしまう優しさに溢れる人情物語の数々。  ①新旧のお雛様。自分を想ってくれた亡き母を、懐かしみ慕う娘。そんな彼女も母親になった。②僕のヒーローは、たとえ戦力外通告を受けても、ヒーローのままだった。③上京の折の俺のバッグにも。その30年後、母の棺にもポンカン。いず...

 思わずほろりと来てしまう優しさに溢れる人情物語の数々。  ①新旧のお雛様。自分を想ってくれた亡き母を、懐かしみ慕う娘。そんな彼女も母親になった。②僕のヒーローは、たとえ戦力外通告を受けても、ヒーローのままだった。③上京の折の俺のバッグにも。その30年後、母の棺にもポンカン。いずれも旅立ちの時に。④島を出て行く若者達、見送る大人達。これもまた、双方の旅立ち。⑤母は土方に出ていた。土の匂いがした。よもぎが母と自分を繋いてくれた。⑥ジーコロだなんて、変なのと思ったら、電話のダイヤルの音だった。26年前に上京。妻子持ちの44歳になった。⑦沖縄から北海道までの桜の花びらが、毎年届けられるさくら地蔵。⑧突然の借家住まい。隣のおねえさんは、とても優しかった。⑨駅のホームで転落死した男の墓参り。彼は左利きだった。⑩お兄ちゃんの帰郷⑪目には青葉⑫ツバメ記念日  ハッピーエンドを迎える。ただし、はっきりと結論が出るわけではない。フェイドアウトする感じ。ほのぼのとした気持ちになる……話ばかり。作者は、ぽかぽかを使っていた。

Posted by ブクログ

2024/02/01

季節風シリーズで唯一読めていなかった春を漸く読むことができた。 新たな世界へ羽ばたく前の別れの話が多く、切ないながらも優しく書かれていて、あたたかい気持ちになれる本。 重松清の昔話もこの短編集の中の一遍に収録されており、それも見どころの1つ。

Posted by ブクログ

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