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小説のように 新潮クレスト・ブックス
2,640円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/11/30 |
JAN | 9784105900885 |
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小説のように
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商品レビュー
3.8
26件のお客様レビュー
空気感,設定,表現諸々ドンピシャでどちゃくそ好き。海外文学だから読みずらさがあって読むには時間かかるけどおもろい。
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読了感がスッキリしない、ちょっとブラックだったりモヤモヤする終わり方が多いように感じて半分しか読めなかった。元気がないときには向かないのかもしれない。英語で読んだら洒落や皮肉がもっと伝わるのかも?
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あまり翻訳ものを読まないので不勉強にも存じ上げなかったが、このところ立て続けに著者を推す記事やsnsを見かけて、入門編にはこれが良かろうなこの1冊を選んでみた。世界中にファンのいる匠のおひとりのようだ。原文で言葉選びの妙が分かるほどの語学力があれば、もっと良いのだろうが、なるほど...
あまり翻訳ものを読まないので不勉強にも存じ上げなかったが、このところ立て続けに著者を推す記事やsnsを見かけて、入門編にはこれが良かろうなこの1冊を選んでみた。世界中にファンのいる匠のおひとりのようだ。原文で言葉選びの妙が分かるほどの語学力があれば、もっと良いのだろうが、なるほどなるほど、短編でこういう、生々しさを持ったひとの生き様みたいなのを詰めこめるのは、さすが。難しいことだものね。 自分にしか見せない、親しいひとにも見せないような人間の内面を描きつつ、さてこの人はどう生きたのかと関心を持って読み進めたくなるような展開は、どの短編を取ってもうまいなあと、 でもなんかそれがひとのリアルなんだけれども、読み終えてなんかどっしりと暗いものが残る。つぎはファンタジーが読みたくなるようなナマの人間界がここにあった。ラストの章(あまりに幸せ)だけは実在の人物が主人公だが、これは映画にもできそうな半生を、短編のなかにぎゅぎゅっと濃縮で描かれていて、いい意味で織の残る読後感。思わずソフィアについてあれこれ調べてしまった。女性として生きる不利がいまよりずっと重かった時代、偽装結婚を選んで家を抜け出した、旧ロシアの生まれ、世界で3番目に大学教授になった女性。これだけドラマティックな素材を短編に?そぎ落としたようで、どういう女性だったか、どういう半生だったかを読後思い出させるくらい、半生を追った感がしっかりある。 ソフィアにも興味が沸いたが、それ以上にアリス・マンローにしっかり興味を持った。短編でひとを書けるひとは天才。きっと訳の方もすごいとおもう。小竹由美子さん、この方について調べた派生で、ジャクリーン・ウィルソンにも興味を持つ。良い連鎖を起こさせてくれた出会いの1冊。 短編十編 次元/小説のように/ウェンロック・エッジ/深い穴/遊離基/顔/女たち/子供の遊び/木/あまりに幸せ
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